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月別アーカイブ: 2025年3月

足の少陰腎経:横骨 おうこつ

下腹部、おヘソの下方5指で、前正中線の外方0.5指に取ります。主治:陰部痛、小便不利、ED、月経不調、遺精、排尿障害。

実用・東洋医学:食欲不振8

「食養」食欲不振は水分や脂っこいもの、刺激の強い料理、アルコールの摂りすぎはNGです。また、食物繊維の多いゴボウやレンコン、タケノコ、ナッツ類、天ぷら、フライも避けましょう。逆にヤマイモやニンジン、イチジク、ダイコン、ウメは適です。胃腸を丈夫にして、消化を助ける成分が豊富で、温めた料理で摂りましょう。ウメは整腸作用に富み食欲を増してくれます。食欲がないときでも梅干し粥が最適です。

足の少陰腎経:陰谷 いんこく

膝後内側、半腱様筋腱の外縁、膝シワ上に取ります。主治:ED、月経不調、小便不利、不正性器出血、膝痛、精神不安。

実用・東洋医学:食欲不振7

「ツボ」胃腸障害で食欲不振がある場合、下腿の膝下スネ部の足三里あしさんり、腹部の中脘ちゅうかん、腰部の脾兪ひゆや胃兪いゆを指圧刺激します。冷えが原因の場合は、お灸の方が効果的です。

足の少陰腎経:築賓 ちくひん

下腿後内側、内くるぶしの上方5指で、アキレス腱の際に取ります。主治:食中毒、精神不安、痔、鼠径部ヘルニア、脛骨部の痛み。

実用・東洋医学:食欲不振6

「漢方薬」胃腸の冷え、下痢、吐き気などの場合、胃腸を温めたり、働きを活発にして消化吸収作用を高める働きのある、人参湯にんじんとうが適。胃下垂の場合、胃腸機能を強化して免疫力を高め内臓器官を引き上げ体力増強に役立つ、補中益気湯ほちゅうえっきとうが適。胃内停水の場合には、胃腸の水分代謝を促進させ食欲不振や不快感、吐き気を解消させる六君子湯りっくんしとうや乗り物酔いにも用いられる茯苓飲ぶくりょういんが適です。

足の少陰腎経:交信 こうしん

内くるぶしの上方2指で、アキレス腱の際凹みに取ります。主治:月経不調、下痢、冷え性、不正性器出血、睾丸痛。

実用・東洋医学:食欲不振5

「お手軽レシピ」食欲不振に効く梅肉エキス。材料:青ウメ5kg。作り方①ウメをよく洗って汚れをとり水分を切る。②おろし器でウメを1個ずつすりおろしガーゼで絞る。③絞ったウメを鍋に入れ、弱火で2時間しゃもじでかき混ぜながら、色が黒くとろみがつくまで煮詰める。④容器保存します。✱小さじ1杯をお湯で溶かし、1日3回飲みましょう。

足の少陰腎経:復溜 ふくりゅう

内くるぶしとアキレス腱間のアキレス腱際で、内くるぶしから上方2指に取ります。主治:足の浮腫、下痢、寝汗、腰痛、アキレス腱の痛み。

実用・東洋医学:食欲不振4

「胃に水分が溜まっている場合」胃腸弱く胃に水分が溜まった状態=胃内停水。冷たいものや水分の摂りすぎで胃腸の機能が働かなくなり、食欲不振や胃痛などの原因になります。このような場合は胃の余分な水分を取り除き胃腸を丈夫にする漢方薬で治します。