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月別アーカイブ: 2025年3月

実用・東洋医学:胃痛・胃もたれ5

「ストレスが原因の場合」試験直前での胃痛など、胃腸は精神的な影響を受けやすい臓器です。ストレスは気の流れを滞らせイライラの原因にもなります。気の流れをスムーズにして精神的緊張を緩和させ胃腸の働きを整える漢方薬で治しましょう。

足の少陰腎経:中注 ちゅうちゅう

下腹部、おヘソの下方1指で、前正中線の外方0.5指に取ります。主治:月経不調、腹痛、便秘、腰痛、下痢。

実用・東洋医学:胃痛・胃もたれ4

「暴飲暴食が原因の場合」脂っこいものや繊維質の摂りすぎ、お酒の飲み過ぎなどで食べ物が十分消化されず、食欲不振や胸やけ、ゲップ、腹張り、腹痛、吐き気、下痢などの症状を伴います。消化機能を丈夫にして、水分代謝を改善させる漢方薬を処方します。

足の少陰腎経:四満 しまん

下腹部、おヘソの下方2指で、前正中線の外方0.5指に取ります。主治:腹痛、月経不調、腹脹、不正性器出血、不妊症、遺精。

実用・東洋医学:胃痛・胃もたれ3

「冷えが原因の場合」冷たいものの摂りすぎや寒い環境で長時間などで、胃を冷やし胃痛や下痢が起こります。同時に腹部や足も冷たい状態です。胃腸を温める事で消化を促進させて治していきます。

足の少陰腎経:気穴 きけつ

下腹部、おヘソの下方3指で、前正中線の外方0.5指に取ります。主治:月経不調、小便不利、下痢、腹痛、腰痛。

実用・東洋医学:胃痛・胃もたれ2

「胃腸が弱い場合」生まれつき胃腸が弱い場合や慢性病にかかった後、老化などで胃腸が弱くなります。症状としては、元気がない、食欲がない、疲れやすいなどが特徴です。消化機能が低下しているので、胃腸の機能を活性化させ、消化を促す漢方薬を処方します。

足の少陰腎経:大赫 だいかく

下腹部、おヘソの下方4指で、前正中線の外方0.5指に取ります。主治:陰部痛、ED、遺精、おりもの。

休診ご連絡。

3/25火曜日は所用により休診致します。

実用・東洋医学:胃痛・胃もたれ1

胃腸疾患には、急性胃腸炎、慢性胃炎、胃・十二指腸潰瘍などありますが、東洋医学では胃痛や胃もたれに関し、①もともと胃腸が弱い場合、②冷えが原因の場合、③暴飲暴食が原因の場合、④ストレスが原因の場合などに分けて考えて行きます。一般に甘いものや脂っこいものを欲する場合は胃腸をこわす前触れです。