オフィシャルブログ

月別アーカイブ: 2024年11月

実用・東洋医学R:歯周病2

「初期の場合」ときどき歯茎から出血して歯茎が腫れやや痛みがある程度の場合、発汗させて炎症を鎮めます。

足の太陰脾経:大横 だいおう

上腹部、おヘソの外側4指に取ります。主治:腹痛、便の異常、腹脹、腹膜炎。

実用・東洋医学R:歯周病1

歯周病は、歯や歯の間に溜まる歯こうで繁殖した細菌感染による歯茎の炎症です。この症状に対して初期と慢性化した場合の2つに分けて考え、初期の場合は腫れて痛む症状改善を、慢性化の場合は血流が悪い瘀血症状を改善させる事を目指します。

足の太陰脾経:腹結 ふっけつ

下腹部、おヘソの下方1.3指で、その外側4指に取ります。主治:便の異常、鼠径部痛、腹脹、腹痛、咳嗽。

実用・東洋医学R:口内炎8

「食養」口内炎は体調不良に起きやすく刺激のある香辛料や熱い・冷たい・酸っぱいものはNGです。暴飲暴食などで胃に熱がある場合、ダイコン(胃の熱を冷ます、食べ物の消化を促進)やナス(熱を冷ます痛みを和らげる働き)が適。体力不足の場合はヤマイモやゴマ、黒豆など腎を丈夫にする食べ物が適です。

足の太陰脾経:府舎 ふしゃ

下腹部、おヘソの下方4.3指で、その外側4指に取ります。主治:腹痛、腹脹、鼠径部痛、便の異常。

実用・東洋医学R:口内炎7

「ツボ」腹部の中脘ちゅうかん(胃腸の機能を正常にさせる)や足の甲の內庭ないてい(口の中の炎症を鎮める)にお灸をします。のどまで腫れている場合は、內庭と前腕内側の孔最こうさい(のど腫れに効く)にお灸をします。

足の太陰脾経:衝門 しょうもん

鼠径部、鼠径溝で大腿動脈拍動の外方に取ります。主治:腹痛、小便不利、鼠径部痛、腹膜炎、腹水。

実用・東洋医学R:口内炎6

「漢方薬」暴飲暴食などで胃腸が熱を持ち口内炎ができ、のぼせや腹部の張り、便秘を伴う場合、通便作用と消炎作用の三黄瀉心湯さんおうしゃしんとうが適。同様の症状に便秘がない場合、炎症や充血に効果がある黄連解毒湯おうれんげどくとうが適。のどの炎症に関連した口内炎には消炎作用が強い駆風解毒湯くふうげどくとうが適。疲れやすく体力不足で口内炎を何度も起こす場合、胃腸機能を丈夫にして疲労回復、口内粘膜の炎症を鎮める補中益気湯ほちゅうえっきとうや人参湯にんじんとうが適です。

足の太陰脾経:箕門 きもん

大腿内側、股関節〜膝皿間股関節側1/3の大腿動脈拍動部に取ります。主治:小便不利、遺尿、鼠径部痛、尿路系の疾患。