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月別アーカイブ: 2024年10月

実用・東洋医学R:発熱7

「食養」熱がある場合、体を温め、汗をかかせ、こまめな水分補給がポイント。食べ物では、長ネギやショウガなどの発汗作用のあるものや、ダイコン、ナシ、ハッカなど熱を冷ます作用のあるものを用います。長ネギの白い部分やショウガにはすぐれた発汗作用あり。ダイコンやナシにはのどの渇きの他、咳止めにも効果あり。ハッカは発熱や頭痛に効果あります。

足の陽明胃経:承満 しょうまん

上腹部、おヘソの上方5指で正中線の外方2指に取ります。主治:腹脹、嘔吐、胃痛、食欲不振、下痢、吐血。

実用・東洋医学R:発熱6

「ツボ」熱があるときはツボ療法は適しません。安静を優先します。腰痛等で鍼灸マッサージに治療通院している場合は熱がある旨、事前にご連絡くださいね。

足の陽明胃経:不容 ふよう

上腹部、おヘソの上方6指で、その外方2指に取ります。主治:腹脹、嘔吐、胃痛、食欲不振、咳嗽。

実用・東洋医学R:発熱5

「漢方薬」かぜなどの初期で寒気や頭痛、肩こり+熱には体を温め発汗させて熱を下げる葛根湯かっこんとうが適。寒気や頭痛、体の節々まで痛む関節痛+高熱には発汗させて熱を下げる麻黄湯まおうとうが適。何日も熱が続き食欲なく胸脇苦満のある場合、胸部から腹部にかけての炎症を鎮める小柴胡湯しょうさいことうが適。腎炎や肝炎などによる発熱で体に炎症あり、口渇く場合、炎症鎮め口の渇きをいやす白虎加人参湯びゃっこかにんじんとうが適です。

足の陽明胃経:乳根 にゅうこん

前胸部、第5肋間、正中線の外方4指に取ります。主治:咳嗽、胸痛、のどのつかえ、乳腺炎、心疾患。