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月別アーカイブ: 2024年10月

実用・東洋医学R:耳鳴り2

「腎の気が衰えた場合」腎の気が衰えた場合、ジーッというセミの鳴き声のような耳鳴りになります。。腎は生命力の根幹となる【先天の気と後天の気】を蓄えている器官で高齢になり腎の気が衰えるとさまざまな老化現象が起きます。加齢に伴う耳鳴りや難聴は、腎の気を補って治していきます。

足の陽明胃経:上巨虚 じょうこきょ

下腿前面、前脛骨筋の上で、膝下〜外くるぶし間膝下側1/3に取ります。主治:腹脹、虫垂炎、便の異常、腸カタル。

実用・東洋医学R:耳鳴り1

耳鳴りはまわりで何の音もしないのに、音がしている様に感じる疾患です。健康体であっても耳鳴りは起こります。耳鳴りの原因は①耳の機能をつかさどる腎の気が衰える場合、②気のめぐりが悪い場合、③水分代謝が悪い場合の3つに分けて考えます。ただし、虫垂炎や脳腫瘍など疾患によるものもある為、その場合は医療機関を優先してください。

足の陽明胃経:足三里 あしさんり

下腿前面、腓骨頭の真下で、その凹み部に取ります。主治:胃痛、嘔吐、食欲不振、のぼせ、精神疾患。

実用・東洋医学R:めまい8

「食養」ストレスが原因の場合、小魚やシジミ、アサリ、カキなどの貝類が適。上昇した気を降ろす働きがあり、手足のほてりやイライラ感、精神不安などに効果あり。貧血や低血圧の場合は血の不足を補うプルーンやレバー、キンシンサイが適。生理不順など瘀血が原因の場合、サフラン、ベニバナが適。水分代謝の悪さが原因の場合、アズキやハトムギが適。利尿作用や解毒作用があり、体の余分な水分を取り除き、めまいを解消させます。

足の陽明胃経:犢鼻 とくび

膝前面、膝皿の外端下の凹みに取ります。主治:膝痛・腫れ、脚気、屈伸困難。

実用・東洋医学R:めまい7

「ツボ」頭頂の百会ひゃくえ→後頭骨の天柱てんちゅう→肩部の肩井けんせい→おヘソ上の水分すいぶん→腰部の腎兪じんゆの順に指圧刺激しましょう。ぜひお試しくださいね。

足の陽明胃経:梁丘 りょうきゅう

大腿前面外側、膝皿外端の上方2指、大腿直筋腱外縁に取ります。主治:胃痛、膝痛、乳腺炎、虫垂炎。

実用・東洋医学R:めまい6

「漢方薬」イライラ、頭重の場合、精神を落ち着かせ上腹部の圧迫感を除きめまいを治す桂枝加竜骨牡蠣湯けいしかりゅうこつぼれいとうが適。同様の症状+便秘には柴胡加竜骨牡蠣湯さいこかりゅうこつぼれいとうが適。足冷え頭のぼせ、生理不順の場合、桂枝茯苓丸けいしぶくりょうがんが適。同様の症状+便秘には桃核承気湯とうかくじょうきとうが適。みぞおち周辺の動悸上腹部に水音、グルグル回るめまいなど、水分代謝を改善させてめまいを治す苓桂朮甘湯りょうけいじゅつかんとうが適。みぞおちに動悸、冷え強く、夜間尿には真武湯しんぶとうが適。頚椎症のめまいには葛根湯かっこんとうを用い緊張をほぐして治しましょう。

足の陽明胃経:陰市 いんし

大腿前外側、膝皿外端の上3指で、大腿直筋腱の外縁に取ります。主治:腰部・臀部の冷え、大腿神経痛、下腿の無力。