オフィシャルブログ

月別アーカイブ: 2024年8月

実用・東洋医学R:つわり3

「気の働きが弱っている場合」妊娠中は気の働きが弱って不安になりやすくその為つわりが起こる事あり。のどに何か詰まったような感じを伴う事もあります。気の働きを改善して梅核気=のどの詰まり感を取り除き不安感や神経症状を鎮めてつわりを治していきます。

奇穴:失眠 しつみん

足底のかかとの中心に取ります。主治:不眠、足の冷え。

実用・東洋医学R:つわり2

「水分代謝が悪い場合」水分代謝悪く胃部に余分な水分が溜まると吐き気が起きやすくなります。めまいや動悸を伴う事あり。のど渇き尿量が減っていても体に余分な水分が溜まっていると吐き気が起こります。胃部や体の余分な水分を除いて吐き気を鎮めましょう。

奇穴:八風 はっぷう

足の甲、中足指節関節の間に取ります。各指間なので左右8ヶ所。主治:足背痛、冷え性、足指痛。

実用・東洋医学R:つわり1

つわりは妊娠6週目頃から起こり妊娠4ヶ月目頃になると自然に治まる生理的なもので病気ではありません。しかし吐き気や嘔吐、食欲不振、頭重、胸やけなど不快を伴います。特に胃腸が弱い、冷え性、神経質な人に強く出る傾向あり。改善点として、①水分代謝が悪い場合、②気の働きが弱っている場合、③冷えが原因となる場合の3つに分けて考えます。

奇穴:裏内庭 うらないてい

足の第2指足底側の出っ張りに取ります。主治:食中毒、嘔吐、つわり。

実用・東洋医学R:流産・早産防止8

「食養」妊娠中は体を冷す食べ物はNG。塩分の多い食べ物も体に余分な水分が溜まり冷えにつながるので同じくNGです。黒豆やキクラゲ、マトンが適。黒豆は利尿作用にも優れむくみにも効果あり。胎動でお腹が痛むときにも適しています。お腹がはりやすいので食べ過ぎに注意。キクラゲは血液の浄化作用、止血作用に優れ胎児の発育を促します。マトンは体を温める作用や安胎作用がある食べ物です。

奇穴:闌尾 らんび

下腿外側、前脛骨筋で腓骨頭の下方を取りそこから2指下に取ります。主治:腹痛、虫垂炎。

実用・東洋医学R:流産・早産防止7

「ツボ」下腹部の中極ちゅうきょくや足かかと内側出っ張り部の然谷ねんこくにお灸をします。中極、然谷伴に生殖器の機能を正常に保つ働きあり。逆子には足内くるぶし上の三陰交さんいんこうのお灸が効きます。ぜひご相談下さいね。

奇穴:胆嚢点 たんのうけつ

下腿外側、腓骨頭前下方の凹み部から1指下に取ります。主治:胆石症、胆嚢炎、胸脇痛、下肢痛。