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月別アーカイブ: 2024年8月

実用・東洋医学:更年期障害7

「食養」のぼせやイライラ対応には肉類や香辛料、砂糖、チョコレートなど興奮性の食べ物はNG。血の流れに良いのはサフランやベニバナ。気のめぐりに良いのはユリ根やシソ、レンコン。精神不安に効果があります。ぜひお試しください。

手の陽明大腸経:上廉 じょうれん

前腕後外側、手首の橈骨出っ張り〜肘外側間、肘側1/4に取ります。主治:頭痛、腹痛、上肢のだるさ、下痢、めまい。

実用・東洋医学R:更年期障害6

「ツボ」不安感が強い場合、頭頂の百会ひゃくえ→手のひらの労宮ろうきゅうの順にお灸か指圧で刺激します。のぼせが強い場合は百会→足裏の湧泉ゆうせんの順にお灸をします。不安感強く不眠の場合、百会→足かかとの失眠しつみんの順にお灸をします。ぜひお試しください。

手の陽明大腸経:下廉 げれん

前腕後外側、橈骨の出っ張り骨〜肘外側間、肘側1/3に取ります。主治:頭痛、眼痛、めまい、腹痛、下痢、乳腺炎、上肢のだるさ、腱鞘炎。

実用・東洋医学R:更年期障害5

「漢方薬」足冷え頭のぼせ、頭痛、肩こり、イライラの場合、瘀血を治す桂枝茯苓丸けいしぶくりょうがんが適。同様な症状+便秘には桃核承気湯とうかくじょうきとうが適。頭重、めまい、動悸+赤ら顔、精神不安、不眠、疲れやすいなどの場合、血行を改善して気のめぐりをよくする加味逍遙散かみしょうようさんが適。精神不安、喉もと詰まり感の場合、半夏厚朴湯はんげこうぼくとうが適。のぼせ、イライラ、おヘソ辺りに動悸がする場合、気の狂いを調和して精神を安定させる苓桂甘棗湯りょうけいかんそうとうが適です。

手の陽明大腸経:温溜 おんる

前腕後外側、手首橈骨出っ張り〜肘外側間中点より1指下に取ります。主治:咽頭部痛、頭痛、腹痛、顔面浮腫、下歯痛、上肢痛、下痢。

実用・東洋医学R:更年期障害4

「ワンポイント」増えている男性の更年期障害。現代社会=ストレス社会でストレスを受けやすい時代背景。特に50代前後の男性は家庭でも会社でも重い立場にありその重圧感からか、近年男性の更年期障害が増えているといわれます。更年期障害により精神不安定体の不調や症状が悪化します。不定愁訴の多くはうつ病の症状です。今後ケアしていく必要性あり。ぜひご相談下さいね。

手の陽明大腸経:偏歴 へんれき

前腕後外側、橈骨側手首出っ張りから3指上に取ります。主治:目の充血、顔面神経麻痺、難聴、鼻血、耳鳴り、歯痛、手関節痛。

実用・東洋医学R:更年期障害3

「気のめぐりが悪い場合」気のめぐりが悪くなると、気持ちが落ち着かない、イライラ、不安感、ゆううつ感、不眠、動悸などの症状あり。気のめぐりをよくして治します。更年期障害は一定の年齢で経験しますが、趣味や仕事により気にならない人もいます。これも気のめぐりの効用です。

手の陽明大腸経:陽渓 ようけい

手関節後外側、タバコ窩の凹み部に取ります。主治:咽頭部痛、目の充血、手関節痛、頭痛、耳鳴り、歯痛。