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月別アーカイブ: 2024年7月

実用・東洋医学R:冷え性1

冷え性の悩みは女性に多く、足腰の冷えを訴えるケース。原因は①消化器系が弱く冷える場合、②腎・膀胱系が弱く冷える場合、③婦人科系が弱く冷える場合の3つに大別されます。

任脈:華蓋 かがい

前胸部、胸骨体中点で、第1肋間と同じ高さに取ります。神経:皮枝は鎖骨上神経、肋間神経が分布。血管:皮下に内胸動脈の枝が走行。

実用・東洋医学R:神経痛8

「食養」三叉神経痛の場合はクズや長ネギ(白い部分)、ショウガなど風邪を追い出す食べ物を摂りましょう。肋間神経痛の場合はカボチャが適。坐骨神経痛の場合はハトムギが適。利尿作用に優れ筋肉のこわばりや神経の痛みを取り去ってくれます。

任脈:紫宮 しきゅう

前胸部、胸骨体中点で、第2肋間と同じ高さに取ります。神経:皮枝は肋間神経が分布。血管:皮下に内胸動脈の枝が走行。

実用・東洋医学R:神経痛7

「ツボ」三叉神経痛には頭頂の百会ひゃくえや後頚部の風池ふうち。肋間神経痛には背中の肺兪はいゆや心兪しんゆ、膈兪かくゆ。坐骨神経痛には臀部の小腸兪しょうちょうゆにお灸や指圧をします。お試しください。

任脈:玉堂 ぎょくどう

前胸部、胸骨体中点で第3肋間と同じ高さに取ります。神経:皮枝は肋間神経が分布。血管:皮下に内胸動脈の枝が走行。

実用:東洋医学R:神経痛6

「漢方薬」顔面から前頭部が痛む三叉神経痛には、顔の筋肉の緊張を緩め神経の圧迫による痛みを取り除く葛根湯かっこんとうが適。肋骨に沿って痛みが出る肋間神経痛には、体を温め背と胸の筋肉緊張を緩め神経の痛みを和らげる柴胡桂枝乾姜湯さいこけいしかんきょうとうが適。腰から足にかけて痛む坐骨神経痛には、体内に蓄積された慢性の滞りを除き腰足の痛みを取る五積散ごしゃくさんが適。湿度の高い時期に悪化する坐骨神経痛には、水分代謝を改善して痛みを取り除く麻杏薏甘湯まきょうよくかんとうが適。湿度が高く冷えると悪化する坐骨神経痛には、患部を温め神経の痛みを取り去る桂枝加朮附湯けいしかじゅつぶとうが適です。

任脈:膻中 だんちゅう

前胸部、胸骨体中点の第4肋間と同じ高さに取ります。神経:皮枝は肋間神経が分布。血管:皮下に内胸動脈の枝が走行。

実用・東洋医学R:神経痛5

「養生」外から痛みを鎮めるカボチャ湿布や梅酒湿布。カボチャ湿布は肋間神経痛によく効きます。適当な大きさに切った皮付きカボチャをよく蒸しすり鉢でドロドロ状につぶしガーゼに伸ばして痛む所に貼ります。やけどに注意です。梅酒湿布は梅酒をガーゼに含ませて痛む所に貼ります。梅酒は氷砂糖の入っていないものを使用してくださいね。

任脈:中庭 ちゅうてい

前胸部、胸骨体下端の中点に取ります。神経:皮枝は肋間神経が分布。血管:皮下に内胸動脈の枝が走行。