オフィシャルブログ

月別アーカイブ: 2024年7月

実用・東洋医学R:生理痛・生理不順2

「瘀血の場合」瘀血があると子宮周辺の血行が悪化する為、生理中に強い痛みがあります。この痛みはお腹をさすっても撫でても軽くなりません。生理中にレバー状の血の塊が出る事もあり、周期は早くなりがちです。瘀血を解消させ血行を正常にして治していきましょう。

奇穴:牽正 けんせい

耳垂下縁の水平線と口を開いた時に耳前に出来る凹みの直下と交わる所に取ります。主治:顔面神経麻痺、歯痛、耳下腺炎。

実用・東洋医学R:生理痛・生理不順1

生理の周期は28日が一般的ですが、個人差あり。一定の周期で生理が来て生理痛も無ければ問題ありません。生理は環境の変化やストレスに影響されやすい為、1~2ヶ月不順でもあわてる事はありません。生理痛や生理不順は、血けつの異常や気の不足の為に起こると考えます。①瘀血の場合、②血が不足する場合、③気が不足する場合の3つに分類できます。日常生活に支障のある生理痛、生理不順による不妊を治したいなどはぜひ治療していきましょう。

奇穴:太陽 たいよう

眉毛の外端と外眼角間中央から外に1指に取ります。主治:片頭痛、眼精疲労、顔のむくみ。

実用・東洋医学R:冷え性8

「食養」消化器系が弱い場合、ダイコンやニンジン、ショウガ、サンショウが適。デンプンを消化するジアスターゼが豊富に含まれ消化吸収の効果あり。腎・膀胱系が弱い場合、ヤマイモが適。夜間尿に対し効果あり。婦人科系が弱い場合、ベニバナやサフランが適。瘀血を解消して体を温める働きがあります。ぜひお試しくださいね。

奇穴:魚腰 ぎょよう

眉毛中央の凹みに取ります。主治:白内障、老眼、眼瞼下垂。

実用・東洋医学R:冷え性7

「ツボ」消化器系が弱い場合、胃腸を丈夫にする膝下スネ部の足三里あしさんりを刺激しましょう。腎・膀胱系が弱い場合、足裏中央の湧泉ゆうせんを刺激します。冷えに効きます。婦人科系が弱い場合、生理痛や冷え性に効く内くるぶし上にある三陰交さんいんこうや、冷えのぼせに効く足の甲部第1指と第2指の間にある太衝たいしょうを刺激しましょう。

奇穴:四神聡 ししんそう

頭頂の百会ひゃくえの前後左右それぞれ1指に取ります。十字をえがきます。主治:頭痛、めまい、中風。

実用・東洋医学R:冷え性6

「漢方薬」消化器系が弱い場合、胃腸を温め消化機能を改善して亢進させる人参湯にんじんとうが適。胃腸弱く冷え症状が強い場合、附子人参湯ぶしにんじんとうが適。腎・膀胱系が弱く夜間尿、腰下肢が冷える場合、苓姜朮甘湯りょうきょうじゅつかんとうが適。夜間尿や冷えにより足腰に力が入らない場合、八味丸はちみがんが適。婦人科系が弱くむくみやすい場合、水分代謝を活発にして体を温め血行をよくする働きの当帰芍薬散とうきしゃくやくさんが適。肌色黒くカサカサしている場合、体を温め血行をよくする働きの四物湯しもつとうが適です。

奇穴:印堂 いんどう

左右の眉毛間中央の凹みに取ります。主治:頭痛、めまい、不眠です。