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日別アーカイブ: 2024年7月3日

実用:東洋医学R:神経痛6

「漢方薬」顔面から前頭部が痛む三叉神経痛には、顔の筋肉の緊張を緩め神経の圧迫による痛みを取り除く葛根湯かっこんとうが適。肋骨に沿って痛みが出る肋間神経痛には、体を温め背と胸の筋肉緊張を緩め神経の痛みを和らげる柴胡桂枝乾姜湯さいこけいしかんきょうとうが適。腰から足にかけて痛む坐骨神経痛には、体内に蓄積された慢性の滞りを除き腰足の痛みを取る五積散ごしゃくさんが適。湿度の高い時期に悪化する坐骨神経痛には、水分代謝を改善して痛みを取り除く麻杏薏甘湯まきょうよくかんとうが適。湿度が高く冷えると悪化する坐骨神経痛には、患部を温め神経の痛みを取り去る桂枝加朮附湯けいしかじゅつぶとうが適です。

任脈:膻中 だんちゅう

前胸部、胸骨体中点の第4肋間と同じ高さに取ります。神経:皮枝は肋間神経が分布。血管:皮下に内胸動脈の枝が走行。