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日別アーカイブ: 2024年6月10日

実用・東洋医学R:腰痛・ぎっくり腰5

「漢方薬」腰痛を起こして間もない時は発汗させて腰の筋肉の緊張を緩める葛根湯かっこんとうや麻黄湯まおうとうが適。腰痛が慢性化して冷えで悪化して腰冷たい場合、患部を温め筋肉のシビレや痛みを取り去る桂枝加朮附湯けいしかじゅつぶとうが適。同じく慢性化して湿度が高くなると悪化、手足重だるい場合、水分代謝を活発化したり筋肉の動きを回復させる麻杏薏甘湯まきょうよくかんとうが適。更に水分代謝が悪くなり常に手足汗の場合、体を温め利尿を促し湿邪を除き腰痛を治す防已黄耆湯加附子ぼういおうぎとうかぶしが適。高齢で夜間尿、足腰弱っている場合、腎の気を補って足腰を強化する八味丸はちみがんが適です。

督脈:上星 じょうせい

前頭部、前正中線上で前髪際の後方1指に取ります。筋:皮下に前頭筋。神経:筋枝は顔面神経、皮枝は三叉神経の眼神経が分布。血管:皮下に滑車上動脈、眼窩上動脈が走行。