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月別アーカイブ: 2024年6月

実用・東洋医学R:神経痛3

「肋間神経痛の場合」肋骨に沿って帯状に症状が起こり胸やわきの下、背中に鋭い痛みが走ります。多くは右か左の片側に症状が現れる傾向あり。病邪(風邪、湿邪、寒邪)に体の奥まで侵入されてしまった状態と考え、体を温め抵抗力をつけて症状を改善させていきましょう。

任脈:巨闕 こけつ

オヘソの上方6指に取ります。筋:皮下に白線。神経:皮枝は肋間神経が分布。血管:皮下に上腹壁動脈が走行。

実用・東洋医学R:神経痛2

「三叉神経痛の場合」顔面神経痛ともいい顔面から前頭部にかけて激痛が走る症状で、その多くは顔の片面に現れます。風邪に侵され発症する事多く風邪を除いて改善させましょう。

任脈:上かん じょうかん

オヘソの上方5指に取ります。筋:皮下に白線。神経:皮枝は肋間神経が分布。血管:皮下に上腹壁動脈が走行。

実用・東洋医学R:神経痛1

神経痛は神経の走行に沿って痛みが起こる疾患です。代表的なのは顔の三叉神経痛、胸の肋間神経痛、足腰の坐骨神経痛です。東洋医学では病を引き起こす病邪(風邪、湿邪、寒邪)に侵され気や血の流れが阻害される為のものと考えます。この考え方はリウマチと共通しています。漢方薬やツボ療法で改善させましょう。

任脈:中かん ちゅうかん

オヘソの上方4指に取ります。筋:皮下に白線。神経:皮枝は肋間神経が分布。血管:皮下に上腹壁動脈が走行。

実用・東洋医学R:関節リウマチ7

「食養」痛みが次々の場所に出る場合、風邪が原因です。体を温め風邪を追い出す長ネギ(薬効の高い白い部分)やショウガを摂りましょう。湿度の高い時期に痛くなるのは湿邪が原因。尿の出を良くして体の水分代謝を促す作用のアズキやハトムギ、トウガンなどが適。冬場の寒さで関節が痛む原因は寒邪です。体や患部を温めて寒邪を追い出すニンニクや鶏ガラスープが適です。

任脈:建里 けんり

オヘソの上方3指に取ります。筋:皮下に白線。神経:皮枝は肋間神経が分布。血管:皮下に上腹壁動脈が走行。

実用・東洋医学R:関節リウマチ6

「ツボ」特定の部位でなく患部付近を押してみて痛みや圧痛ヶ所=阿是穴あぜけつ。この場所にお灸をします。湿度が高いと悪化する場合、痛む部位を毎日乾布摩擦がお勧めです。患部に溜まった余分な水分の代謝を促し症状を改善させます。慢性化して多くの関節が痛む場合、臀部上の小腸兪にお灸をします。

任脈:下かん げかん

オヘソの上方2指に取ります。筋:皮下に白線。神経:皮枝は肋間神経が分布。血管:皮下に上腹壁動脈が走行。