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日別アーカイブ: 2024年5月20日

実用・東洋医学R:肘の痛み5

「漢方薬」湿度が高い時期に痛みが悪化する場合、体表の湿邪を除き筋肉の働きを回復させる麻杏薏甘湯まきょうよくかんとうが適。湿度が高いと悪化して、患部に熱がある場合、湿邪を除去して炎症を鎮める越婢加述湯えっぴかじゅつとうが適。尚、炎症部分の湿布も効果あり。体の冷え強く患部に熱がないのに悪化する場合、体全体を温め関節の痛みやシビレを取り去る桂枝加述附湯けいしかじゅつぶとうが適。この処方は体表における利水作用がある為、体表の湿邪を除く事が出来ます。

督脈:筋縮 きんしゅく

上背部、第9胸椎棘突起下方の凹み部に取ります。筋:皮下に棘上靱帯、棘間靱帯。神経:皮枝は胸神経後枝が分布。血管:皮下に肋間動脈背枝が走行。