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日別アーカイブ: 2024年5月11日

実用・東洋医学R:腱鞘炎5

「漢方薬」関節が炎症で熱を持っている場合、発汗させて関節の筋肉をゆるめる働きの葛根湯かっこんとうと、関節の水分代謝を促して炎症を改善させる越婢加朮湯えっぴかじゅつとうの処方を合わせた葛根湯合越婢加朮湯が適。患部の血行が悪くなり赤黒くなった場合、血行を改善させる温清飲うんせいいんが適。患部が冷えている場合は体全体を温めしびれるような関節痛を改善させたり、水分代謝が悪くむくみ改善をさせる、葛根湯合桂枝加朮附湯かっこんとうごうけいしかじゅつぶとうが適です。

経穴:長強 ちょうきょう

督脈のツボで、会陰部、尾骨の下方、尾骨端と肛門の中央に取ります。筋:皮下に肛門尾骨靱帯、外肛門括約筋。神経:筋枝は陰部神経、皮枝も陰部神経が分布。血管:皮下に内陰部動脈が走行。