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月別アーカイブ: 2024年4月

実用・東洋医学R:認知症予防3

「お手軽レシピ」気のめぐりをよくするユリ根粥。材料4人分:米1カップ、ユリ根1株、シソの葉2枚、塩少量。作り方①米は洗ってザルにあげ、ユリ根もよく洗い1片ずつはがしておく。②鍋に米と水10カップを入れ、最初は強火、のち弱火にして1時間くらい炊く。③その鍋にユリ根も加えて更に30分炊き塩を加える。④うつわに盛り、細切りにしたシソの葉をのせて食します。ぜひお試しくださいね。

経穴:環跳 かんちょう

足の少陽胆経のツボで、臀部、大転子頂点と仙骨裂孔を結ぶ線上で大転子より1/3に取ります。筋:皮下に大殿筋。神経:筋枝は下殿神経、皮枝は上殿皮神経、下殿皮神経が分布。血管:皮下に上殿動脈、下殿動脈が走行。

実用・東洋医学R:認知症予防2

「瘀血の場合」のぼせ症、上半身に汗をかきやすい、あざが出来やすいなど瘀血と便秘が重なり血の流れが悪くなると、脳の血流も滞りがちになり認知症になる事あり。瘀血を取り除き予防していきましょう。「気の巡りが悪い場合」周囲に気をつかいストレスを溜め込むと気の巡りが悪く脳の働きが鈍り思考能力が落ち認知症を進行させます。気の流れを改善していきましょう。「腎の精気不足の場合」腎の精気は生命力の源泉で脳の機能もつかさどります。腎の精気不足で疲れやすい、頭がボーッとする、不眠、頻尿、足腰弱いなどの症状が出ます。腎の精気不足を補い予防していきましょう。

経穴:居りょう きょりょう

足の少陰胆経のツボで、臀部、上前腸骨棘と大転子頂点の中点に取ります。筋:皮下に大腿筋膜張筋、中殿筋。神経:筋枝は上殿神経、皮枝は上殿皮神経、腸骨下腹神経が分布。血管:皮下に外側大腿回旋動脈、上殿動脈が走行。

実用・東洋医学R:認知症予防1

認知症の出始めたお年寄りが、恋をしたり、仕事の充実感等で、認知症の進行を防いだり改善する事がよくあります。東洋医学ではこの様な脳の働きと腎じんとの深い関係があると考えます。腎機能とは単に腎臓機能ではなく、知的活動や生殖機能もつかさどっています。認知症予防を①血が滞る瘀血の場合、②気のめぐりが悪い場合、③腎の精気が不足している場合の3つに分けて考えます。

経穴:維道 いどう

足の少陰胆経のツボで、下腹部、上前腸骨棘の内下方0.5指に取ります。筋:皮下に外腹斜筋、内腹斜筋。神経:筋枝は肋間神経、腸骨下腹神経、皮枝は腸骨下腹神経が分布。血管:皮下に浅・深腸骨回旋動脈が走行。

実用・東洋医学R:老化防止7

「食養」腎虚に効果のある食べ物はヤマイモ(滋養強壮にすぐれる)やクルミ(腎機能を高め腰を丈夫にして腰痛や頻尿に効果)、黒豆などです。気の不足を補い巡りもよくする食品はシソやユリ根、シナモンです。血流を促す食品はサフランやベニバナです。ぜひ食品として摂取してくださいね。

経穴:五枢 ごすう

足の少陰胆経のツボで、下腹部、おヘソの下3指で、上前腸骨棘の内方に取ります。筋:皮下に外腹斜筋、内腹斜筋。神経:筋枝は肋間神経、腸骨下腹神経、皮枝は腸骨下腹神経が分布。血管:皮下に浅・深腸骨回旋動脈が走行。

実用:東洋医学R:老化防止6

「ツボ」頭頂の百会ひゃくえ→腰部の腎兪じんゆ→手の甲手首の陽池ようち→膝下スネ部の足三里あしさんり→内くるぶし上にある三陰交さんいんこうの順にお灸をします。内臓の腎や胃腸を丈夫にして老化を防止します。指圧でも効果あり。ぜひお試しくださいね。

経穴:帯脈 たいみゃく

足の少陽胆経のツボで、側腹部、第11肋骨端下方、おヘソの同じ高さに取ります。筋:皮下に外腹斜筋、内腹斜筋。神経:筋枝は肋間神経、腸骨下腹神経、皮枝は肋間神経が分布。血管:皮下に肋間動脈が走行。