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月別アーカイブ: 2024年3月

経穴:懸釐 けんり

足の少陽胆経のツボで、側頭部、こめかみの髪際部に取ります。筋:皮下に側頭頭頂筋、側頭筋。神経:筋枝は顔面神経、深側頭神経、皮枝は三叉神経の下顎神経が分布。血管:皮下に浅側頭動脈が走行。

実用・東洋医学R:むくみ1

尿として体外に排泄されるべき余分な水分が細胞内に溜まるのがむくみです。また、心臓病(下肢にむくみ)や腎臓病(まぶたなど顔のむくみ)、生理時にホルモン関係でむくむ事もあります。✱疲れやすく体がだるい、動悸などの症状を伴うむくみが何日も続く場合、重大な疾患が潜んである可能性があります。その場合は医療機関に受診してください。

経穴:懸顱 けんろ

足の少陽胆経のツボで、側頭部、額角髪際から耳方向に下がったこめかみ斜め上に取ります。筋:皮下に側頭頭頂筋、側頭筋。神経:筋枝は顔面神経、深側頭神経、皮枝は三叉神経の下顎神経が分布。血管:皮下に浅側頭動脈が走行。

実用・東洋医学R:不眠症6

「食養」不安感が強く眠れない場合は、気持ちを鎮めるシソやシナモン、黒豆が適。お酒のお湯割りやお茶で割るのも気持ちが鎮まりよく眠れます。黒豆を少し炒り二倍量の日本酒に5日程漬け寝る前に飲みます。腰痛や関節痛にも効果あり。ぜひお試しください。

経穴:頷厭 がんえん

足の少陽胆経のツボで、側頭部、額角髪際の内側に取ります。筋:皮下に側頭頭頂筋、側頭筋。神経:筋枝は顔面神経、下顎神経(深側頭神経)、皮枝は三叉神経の下顎神経が分布。血管:皮下に浅側頭動脈が走行。

実用・東洋医学R:不眠症5

「ツボ」どの不眠症状にも足裏かかと部の失眠しつみんに青竹踏み等で刺激してください。気によるものは頭頂の百会ひゃくえや手のひら中央の労宮ろうきゅうに指圧してください。水によるものと冷えには足裏中央前の湧泉ゆうせんにお灸をしてみてください。

経穴:上関 じょうかん

足の少陽胆経のツボで、顎部、頬骨弓上縁中央の凹みに取ります。筋:皮下に側頭筋。神経:筋枝は下顎神経の深側頭神経、皮枝は三叉神経の下顎神経が分布。血管:皮下に浅側頭動脈の枝が走行。

実用・東洋医学R:不眠症4

「漢方薬」心配性、不安感強くよく夢を見る、体力なく疲れやすい場合、神経鎮静作用のある桂枝加竜骨牡蠣湯けいしかりゅうこつぼれいとうが適。同じ症状で体力あり便秘がちの場合、柴胡加竜骨牡蠣湯さいこかりゅうこつぼれいとうが適。不安感強く胸が苦しい場合、梔子し湯しししとうが適。のぼせで顔ほてり動悸があり眠れない場合、消炎・鎮静作用のある加味逍遥散かみしょうようさんが適。足冷え頭のぼせや上半身に汗かきやすい場合、桂枝茯苓丸けいしぶくりょうがんが適。同様の症状で便秘がある場合、桃核承気湯とうかくじょうきとうが適。貧血で疲れやすく寝付けない場合、加味帰脾湯かみきひとうが適。水分代謝が悪くおヘソの辺りに動悸があって眠れない場合、苓桂朮甘湯りょうけいじゅつかんとうが適。冷え強くトイレ近い場合の不眠には真武湯しんぶとうや苓姜朮甘湯りょうきょうじゅつかんとうが適。おヘソの辺りに動悸の場合、苓桂甘棗湯りょうけいかんそうとうが適です。

経穴:聴会 ちょうえ

足の少陽胆経のツボで、耳下方、珠間切痕の前で口を開いた際、大きく凹む所に取ります。神経:皮枝は下顎神経が分布。血管:浅側頭動脈が走行。

3/12火曜日は休診します。

当日は所要により休診させて頂きます。よろしくお願い致します。