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月別アーカイブ: 2024年3月

経穴:頭きょう陰 あたまきょういん

足の少陽胆経のツボで、後頭部、乳様突起の後上方で、髪際に取ります。筋:皮下に後頭筋。神経:筋枝は顔面神経、皮枝は小後頭神経が分布。血管:皮下に後耳介動脈が走行。

実用・東洋医学R:むくみ5

「漢方薬」風寒の邪に侵され寒気や発熱などと伴にむくみの場合、発汗を促しむくみを取り去る麻黄湯まおうとうが適。色白で皮膚に弾力なく尿量少なく冷え下半身のむくみなど湿邪の為むくみの場合、水分代謝を改善させる防已黄耆湯ぼういおうぎとうが適。尿の出が悪く口渇きむくみの場合、腎が弱っています。水分代謝を改善させる五苓散ごれいさんが適。冷え強く夜間尿の場合は腎を丈夫にする八味丸はちみがんが適。太り過ぎてむくみの場合、越婢加朮湯えっぴかじゅつとうや麻杏よく甘湯まきょうよくかんとうが適です。

経穴:浮白 ふはく

足の少陽胆経のツボで、後頭部、耳尖直後の髪際1指後方に取ります。筋:皮下に後頭筋、側頭筋。神経:筋枝は顔面神経、深側頭神経、皮枝は小後頭神経が分布。血管:皮下に後耳介動脈が走行。

実用・東洋医学R:むくみ5

「お手軽レシピ」ビタミンB1も豊富、コイのうま煮。材料4人分:コイ4切れ・筒切り、ゴボウ1/2本、赤みそ50g。作り方①ゴボウはささがきにして水に浸しアク抜き。②鍋にコイを入れ水を加えて10分程煮る。③赤みそを鍋に半分溶きいれ15分程煮る。④水気を切ったゴボウを加えてひと煮立ちさせ最後に残りの赤みそを入れ完成です。ぜひお試しくださいね。

経穴:天衝 てんしょう

足の少陽胆経のツボで、頭部、耳介のつけ根の後縁の直上、髪際上方2指に取ります。筋:皮下に側頭頭頂筋、側頭筋。神経:筋枝は顔面神経、深側頭神経、皮枝は小後頭神経が分布。血管:皮下に浅側頭動脈の枝が走行。

実用・東洋医学R:むくみ4

「腎じんが弱っている場合」腎は腎臓や膀胱をつかさどっている臓器です。腎が弱ると水分代謝が悪化してむくみます。腎が弱っている場合は慢性化して重症となる事が多いです。腎を丈夫にして水分代謝を改善させてむくみを治します。

経穴:率谷 そっこく

足の少陽胆経のツボで、頭部、耳尖の直上で髪際の1.5指上に取ります。筋:皮下に側頭頭頂筋、側頭筋。神経:筋枝は顔面神経、深側頭神経、皮枝は三叉神経の下顎神経、小後頭神経が分布。血管:皮下に浅側頭動脈の枝が走行。

実用・東洋医学R:むくみ3

「邪じゃによる場合」東洋医学では病気の原因を外因がいいん、内因ないいん、不内外因ふないがいいんに分けて考えます。外因は風・寒・熱・湿などの邪によって起こります。体が風寒や風熱の邪に侵されると、水を体に巡らせる肺の機能が弱まり上半身にむくみが現れる傾向あり。この場合は肺の働きを助け発汗を促し治します。また、冷たいものや水分の摂りすぎで手足がむくみます。これは湿の邪によるもので、水分代謝を改善させて治します。

経穴:曲鬢 きょくびん

足の少陽胆経のツボで、側頭部もみあげ後縁で耳の耳尖の高さに取ります。筋:皮下に側頭頭頂筋、側頭筋。神経:筋枝は顔面神経、深側頭神経、皮枝は三叉神経の下顎神経が分布。血管:皮下に浅側頭動脈が走行。

実用・東洋医学R:むくみ2

東洋医学ではむくみ=水腫です。体の中を流れ生命を保っている「気・血・水」のうちの水の流れが悪くなると、水腫になります。水腫は風寒ふうかん・風ふうねつ熱・湿しつなどの邪じゃによって起こるものと、腎じんが弱って起こる場合の2つに分けて考えます。