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日別アーカイブ: 2024年3月29日

実用・東洋医学R:痛風6

「漢方薬」肝機能が弱っている場合、痛風+上腹部の張り、膨満感、圧痛、口が苦い、舌に白い苔ある場合、腹部の緊張を解消させる小柴胡湯合五苓散しょうさいことうごうごれいさんが適。同様の症状+便秘には大柴胡湯合五苓散だいさいことうごうごれいとうが適。虚証で色白、疲れやすい、冷え性、水太りの場合、水分代謝をよくする防已黄耆湯ぼういおうぎとうか適。肥満で便秘、飲食物の代謝が悪い場合、利尿・利便の働きのある防風通聖散ぼうふうつうしょうさんが適。足冷え頭のぼせ、イライラ、肩こりの場合、瘀血を改善して水分代謝を促す桂枝茯苓丸合大柴胡湯けいしぶくりょうがんごうだいさいことうが適。患部の炎症が強い場合、越脾加朮湯えっぴかじゅつとうが適です。

経穴:承霊 しょうれい

足の少陽胆経のツボで、頭部、前髪際から4指後方で、瞳孔線上に取ります。筋:皮下に帽状腱膜。神経:皮枝は三叉神経の眼神経、大後頭神経が分布。血管:皮下に眼窩上動脈、浅側頭動脈、後頭動脈が走行。