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日別アーカイブ: 2024年3月13日

実用・東洋医学R:不眠症4

「漢方薬」心配性、不安感強くよく夢を見る、体力なく疲れやすい場合、神経鎮静作用のある桂枝加竜骨牡蠣湯けいしかりゅうこつぼれいとうが適。同じ症状で体力あり便秘がちの場合、柴胡加竜骨牡蠣湯さいこかりゅうこつぼれいとうが適。不安感強く胸が苦しい場合、梔子し湯しししとうが適。のぼせで顔ほてり動悸があり眠れない場合、消炎・鎮静作用のある加味逍遥散かみしょうようさんが適。足冷え頭のぼせや上半身に汗かきやすい場合、桂枝茯苓丸けいしぶくりょうがんが適。同様の症状で便秘がある場合、桃核承気湯とうかくじょうきとうが適。貧血で疲れやすく寝付けない場合、加味帰脾湯かみきひとうが適。水分代謝が悪くおヘソの辺りに動悸があって眠れない場合、苓桂朮甘湯りょうけいじゅつかんとうが適。冷え強くトイレ近い場合の不眠には真武湯しんぶとうや苓姜朮甘湯りょうきょうじゅつかんとうが適。おヘソの辺りに動悸の場合、苓桂甘棗湯りょうけいかんそうとうが適です。

経穴:聴会 ちょうえ

足の少陽胆経のツボで、耳下方、珠間切痕の前で口を開いた際、大きく凹む所に取ります。神経:皮枝は下顎神経が分布。血管:浅側頭動脈が走行。