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月別アーカイブ: 2024年1月

経穴:復溜 ふくりゅう

足の少陰腎経のツボで、内くるぶしとアキレス腱の間で、内くるぶしより2指上のアキレス腱際に取ります。筋:皮下に長母指屈筋、長指屈筋、ヒラメ筋、アキレス腱。神経:筋枝は脛骨神経。皮枝は伏在神経が分布。血管:皮下に後脛骨動脈が走行。

実用・東洋医学R:糖尿病8

「食養」糖尿病は食事管理が大切で、エネルギー摂取量がポイントです。満腹感を得られるダイコンやヒジキ、コンニャク、ワカメなどエネルギー量がほとんどない食材を活用しましょう。糖分はNG。塩分もご飯を食べてしまうので控えめに。ヤマイモ(夜間尿に効果)、エンドウ豆(のどの渇きに効果)、ホウレンソウ(のどの渇きに効果)、スイカ(のどの渇きや利尿作用に優れむくみ改善に効果)を活用しましょう。

漢方薬紹介:小柴胡湯合五苓散

しょうさいことうごうごれいさん。主たる症状は痛風です。

経穴:照海 しょうかい

足の少陰腎経のツボで、内くるぶしの下方1指に取ります。筋:皮下に後脛骨筋腱、長指屈筋腱。神経:筋枝は脛骨神経、皮枝は伏在神経が分布。血管:皮下に後脛骨動脈が走行。

実用・東洋医学R:糖尿病7

「ツボ紹介」腰上部の胃兪いゆ、脾兪ひゆにお灸をします。次に胃腸の食欲改善を促す膝下スネ部の足三里あしさんりや新陳代謝をよくする腰部の三焦兪さんしょうゆにもお灸をします。

漢方薬紹介:小柴胡湯加石膏

しょうさいことうかせっこう。主たる症状は副鼻腔炎です。

経穴:水泉 すいせん

足の少陰腎経のツボで、足内くるぶしとアキレス腱の間の下方で、かかと上の凹み部に取ります。神経:皮枝は伏在神経、内側踵骨枝が分布。血管:皮下に踵骨枝が走行。

実用・東洋医学R:糖尿病6

「漢方薬」のどが渇く程度の上消の時期には、水分代謝を改善する五苓散ごれいさんや柴苓湯さいれいとうが適。痩せはじめ疲れやすい顔色黒い等、中消の時期には、炎症に伴うのどの渇きを治す白虎加人参湯びゃっこかにんじんとうが適。疲労感が強く白内障や皮膚のかゆみ等の場合、腎機能を高める八味丸はちみがんが適。同様の症状で手足のほてりを感じる場合、腎機能を同じく高める働きの六味丸ろくみがんが適です。

漢方薬紹介:小柴胡湯加桔梗石膏

しょうさいことうかききょうせっこう。主たる症状は鼻水・鼻詰まりです。

経穴:大鍾 だいしょう

足の少陰腎経のツボで、内くるぶしとアキレス腱の間から下に凹み部に取ります。かかとの上の凹み部です。筋:皮下にアキレス腱。神経:皮枝は伏在神経が分布。血管:皮下に後脛骨動脈が走行。