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月別アーカイブ: 2024年1月

漢方薬紹介:清心蓮子飲

せいしんれんしいん。主たる症状は膀胱炎、精力減退です。

経穴:陰谷 いんこく

足の少陰腎経のツボで、膝後内側、膝裏シワ上で、屈曲した時に半腱様筋腱が確認出来るが、その外側際に取ります。筋:皮下に半腱様筋腱、腓腹筋。神経:筋枝は脛骨神経。皮枝は伏在神経が分布。血管:皮下に内側下膝動脈が走行。

実用・東洋医学R:虚弱体質3

「呼吸器系が弱いタイプ」虚弱体質=かぜを引きやすい。呼吸器系が弱いと風邪や寒邪の侵入を阻止出来ずかぜを引いてしまいます。呼吸器系が弱い人は背中の上部にうぶ毛が生えている傾向あり。(弱い部分を守ろうとする生理的現象と考えられています。)体を温めると伴に呼吸器系を丈夫にして風邪や寒邪の侵入を防ぎ虚弱体質を改善させます。

漢方薬紹介:真武湯

しんぶとう。主たる症状は胃痛・胃もたれ、膀胱炎、高血圧、低血圧、不眠症、めまい、耳鳴りです。

経穴:築賓 ちくひん

足の少陰腎経のツボで、下腿後内側、内くるぶし〜膝間1/3でアキレス腱の際に取ります。筋:皮下にヒラメ筋、アキレス腱。神経:筋枝は脛骨神経。皮枝は伏在神経が分布。血管:皮下に後脛骨動脈が走行。

実用・東洋医学R:虚弱体質2

「胃腸が弱いタイプ」お腹の筋肉が緊張してすぐに腹痛を起こしやすいです。冷えによる腹痛から下痢のパターン。疲労感が取れにくく貧血で顔色が悪い。胃下垂気味で水分代謝が悪く胃に余分な水分が溜まってしまいます。胃の冷えを治し水分代謝を改善させ、胃腸を丈夫にする事で虚弱体質の改善を目指します。

漢方薬紹介:小半夏加茯苓湯

しょうはんげかぶくりょうとう。主たる症状はつわりです。

経穴:交信 こうしん

足の少陰腎経のツボで、内くるぶしとアキレス腱の間で、2指上の凹みに取ります。筋:皮下に後脛骨筋、長指屈筋。神経:筋枝は脛骨神経。皮枝は伏在神経が分布。血管:皮下に後脛骨動脈が走行。

実用・東洋医学R:虚弱体質1

虚弱体質は、両親からもらった先天の気があまり丈夫でない場合と、食べ物など後天の気が十分でなかった場合とがあります。細身で胃腸弱く下痢やかぜを起こしやすい傾向あり。虚証タイプにあたり、気や血が不足、水の巡りが悪いです。①胃腸が弱いタイプと②呼吸器系が弱くかぜを引きやすいタイプに分けて考え治療します。

漢方薬紹介:小青竜湯

しょうせいりゅうとう。主たる症状はかぜ、鼻水・鼻詰まり、咳・痰、喘息、虚弱体質、花粉症、寝汗、副鼻腔炎です。