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月別アーカイブ: 2023年11月

経穴:脾兪 ひゆ

足の太陽膀胱経のツボで、腰上部、第11胸椎棘突起下縁で、1.5指外側に取ります。筋:皮下に腰背腱膜、広背筋、脊柱起立筋。神経:筋枝は胸背神経、脊髄神経後枝。皮枝は胸神経後枝が分布。血管:皮下に肋間動脈背枝が走行。

実用・東洋医学R:便秘7

「ツボ紹介」どのタイプの便秘でも、下腹部の内臓の働きを整えるおヘソ横の大横だいおう、緊張感を和らげる手首内小指側の神門しんもん、自律神経を整える頭頂の百会ひゃくえにお灸をします。百会→神門の順にお灸刺激しましょう。

生薬紹介:卵黄 らんおう

ニワトリの卵の黄身。効能は滋養です。

経穴:胆兪 たんゆ

足の太陽膀胱経のツボで、上背部、第10胸椎棘突起下縁で、1.5指外側に取ります。筋:皮下に腰背腱膜、広背筋、脊柱起立筋。神経:筋枝は胸背神経、脊髄神経後枝。皮枝は胸神経後枝が分布。血管皮下に肋間動脈背枝が走行。

実用・東洋医学R:便秘6

「漢方薬」硬くて出にくい実証タイプの便秘には、大黄甘草湯だいおうかんぞうとうが適。お腹を痛めず便通させます。尚、コロコロ便には、麻子仁丸ましにんがんが適。腸の粘膜を潤しコロコロ便を解消させます。虚証タイプには、腸の蠕動運動を改善させる小建中湯しょうけんちゅうとうが適。残便感がある場合にも効果あり。便が軟らかくて残便感の場合、便の状態を整える効果がある半夏瀉心湯はんげしゃしんとうが適。宿便がありお腹が張るタイプには、便通作用と炎症を抑える作用の三黄瀉心湯さんおうしゃしんとうが適。同じ宿便でも、便の色が黒い場合、瘀血要因=血の滞りであり、瘀血を除き血行促進させる桃核承気湯とうかくじょうきとうや、抵当丸ていとうがんが適です。

生薬紹介:よくい仁 よくいにん

イネ科。効能は利尿、鎮痛、消炎、排膿、イボです。

経穴:肝兪 かんゆ

足の太陽膀胱経のツボで、上背部、第9胸椎棘突起下縁で1.5指外側に取ります。筋:皮下に僧帽筋、広背筋、脊柱起立筋。神経:筋枝は副神経、頚神経叢の枝、胸背神経、脊髄神経後枝。皮枝は胸神経後枝が分布。血管:皮下に肋間動脈背枝が走行。

実用・東洋医学R:便秘5

「お手軽レシピ」食物繊維を豊富に含む七色なます。材料4人分:ダイコン10cm、ニンジン1/2本、コンニャク1/2枚、ゴボウ1/2本、もどした干しシイタケ2枚、コンブ5cm、もどした高野豆腐1枚、だし汁・しょうゆ・砂糖・塩・酒・酢各適量。作り方:①ダイコン、ニンジンを短冊切りにして塩でもむ。②コンニャク、ゴボウ、シイタケ、高野豆腐を短冊切りにして、だし汁、しょうゆ、砂糖、酒で薄味に煮ておく。③
①と②に細切りしたコンブを加え、酢大さじ3、しょうゆ大さじ1、砂糖小さじ1.5、水大さじ1で和える。ぜひお試しください。

生薬紹介:木香 もっこう

キク科。効能は吐き気止め、下痢止め、胸痛、腹痛、整胃、食欲増進です。

経穴:膈兪 かくゆ

上背部、肩甲骨下角と脊柱の交点の下縁で、1.5指外側に取ります。筋:皮下に僧帽筋、脊柱起立筋。神経:筋枝は副神経、頚神経叢の枝、脊髄神経後枝。皮枝は胸神経後枝が分布。血管:皮下に肋間動脈背枝が走行。