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日別アーカイブ: 2023年11月2日

実用・東洋医学R:下痢5

「漢方薬」お腹冷え痛み、水状便が出る場合は腹部を温め下痢を治す附子人参湯ぶしにんじんとうが適。体や腸が冷えていないのに水状便の場合、腸の水分代謝が悪く、のど渇き水分を摂る傾向あり。その場合、水分代謝を改善する五苓散ごれいさんが適。脂っこいものを食べ過ぎると、胃に湿熱を持ちやすく腹痛で下痢肛門に熱感、この場合腸の炎症を鎮める黄連解毒湯おうれんげどくとうが適。神経質でイライラや緊張、ストレスなどで下痢の場合、甘草瀉心湯かんぞうしゃしんとうが適。下痢と便秘の繰り返しには半夏瀉心湯はんげしゃしんとうが適です。

生薬紹介:ぼう虫 ぼうちゅう

アブ科。効能は生理不順です。

経穴:天柱 てんちゅう

足の太陽膀胱経のツボで、後頭部、第2頚椎棘突起上縁で、僧帽筋外縁の陥凹部に取ります。筋:皮下に僧帽筋、頭板状筋、頭半棘筋。神経:筋枝は副神経、頚神経叢の枝、脊髄神経後枝。皮枝は大後頭神経が分布。血管:皮下に後頭動脈が走行。