オフィシャルブログ

月別アーカイブ: 2023年10月

実用・東洋医学R:胃痛・胃もたれ6

「お手軽レシピ」胃を温めるダイコンと鶏肉の煮物。材料:ダイコン5cm、鶏肉100g、ショウガ1かけ、しょうゆ・みりん・塩を各少量。作り方①ダイコンは皮をむき、八つ切り。②鶏肉は一口大に切る。③ショウガは薄切りにする。④鍋にダイコン、鶏肉を入れ、ひたひた位に水を加え、ショウガやしょうゆ・みりん・塩を各少量加え、ダイコンが軟らかくなるまで煮込む。軟らかくなったら、食べごろです。

生薬紹介:大棗 たいそう

クロウメモドキ科。効能は精神安定、整腸、滋養強壮です。

経穴:支正 しせい

手の太陽小腸経のツボで、前腕前内側、小指側手首〜肘内側間の中央より1指下に取ります。筋:皮下に尺側手根屈筋。神経:筋枝は尺骨神経。皮枝は内側前腕皮神経が分布。血管:皮下に後骨間動脈の枝が走行。

実用・東洋医学R:胃痛・胃もたれ5

「ストレスが原因の場合」試験の直前の胃痛など、胃腸は精神的な影響を受けやすい臓器です。ストレスは気の流れを滞らせ、イライラの原因ともなります。気の流れをスムーズにし、精神的緊張を緩和して胃腸の働きを整える漢方薬で治しましょう。

生薬紹介:大黄 だいおう

タデ科。効能は整腸です。

経穴:養老 ようろう

手の太陽小腸経のツボで、前腕の小指側後面、尺骨頭の肘側に指を滑らせた凹み部に取ります。神経:皮枝は内側前腕皮神経が分布。血管:皮下に尺骨動脈が走行。

実用・東洋医学R:胃痛・胃もたれ4

「暴飲暴食が原因の場合」脂っこいものや繊維質の摂りすぎ、お酒の飲み過ぎなどで、食べ物が十分消化されない為に起こり、食欲不振や胸やけ、ゲップ、腹張り、腹痛、吐き気、下痢などの症状を伴います。消化機能を丈夫にして、水分代謝を改善させる漢方薬を処方しますので、試してくださいね。

生薬紹介:蘇葉 そよう

シソ科。効能は発汗、解熱、咳止め、鎮痛、解毒です。

経穴:陽谷 ようこく

手の太陽小腸経のツボで、手関節の後面、シワ上で、三角骨と尺骨茎状突起の間の凹み部に取ります。筋:皮下に尺側手根伸筋腱。神経:筋枝は橈骨神経、皮枝は尺骨神経が分布。血管:皮下に尺骨動脈が走行。

実用・東洋医学R:胃痛・胃もたれ3

「冷えが原因の場合」冷たいものの摂りすぎ、寒い環境で長時間いると胃が冷え、胃痛や下痢を起こす事あり。この場合腹部や足が冷たい状態です。胃腸を温めて消化促進させ治していきましょう。