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月別アーカイブ: 2023年10月

生薬紹介:天麻 てんま

ラン科。効能はめまいです。

経穴:肩外兪 けんがいゆ

手の太陽小腸経のツボで、肩甲骨内縁の垂直線上と肩甲骨上方との交点に取ります。筋:皮下に僧帽筋、肩甲挙筋。神経:筋枝は副神経、頸神経叢の枝、肩甲背神経。皮枝は胸神経後枝が分布。血管:皮下に頸横動脈が走行。

実用・東洋医学R:二日酔い3

酒を飲んでいる中で気分が悪くなった場合、吐いてしまいましょう。吐くにはのどに指を突っ込んだり、少量の塩を加えたぬるま湯を飲みます。二日酔いで血中に残っているアルコール分を除く為には、漢方薬で汗をかかせてのぼせを取り除きます。漢方薬+水を沢山飲み、足湯をすると、上半身の発汗が促され頭痛や吐き気を解消します。漢方薬には、吐き気・頭痛・動悸べつに、症状に合わせ処方出来ます。

生薬紹介:陳皮 ちんぴ

ミカン科。効能は健胃、風邪です。

経穴:曲垣 きょくえん

手の太陽小腸経のツボで、肩甲骨、肩甲棘内端の上方陷凹部に取ります。筋:皮下に僧帽筋、棘上筋。神経:筋枝は副神経、頸神経叢の枝、肩甲上神経。皮枝は胸神経後枝が分布。血管:皮下に頸横動脈、肩甲上動脈が走行。

実用・東洋医学R:二日酔い2

二日酔いを防ぐには、飲み過ぎに注意。また、空腹時アルコールを飲むと急速に体内に吸収され酔いが回ります。それを防ぐには、お酒を飲む前に牛乳で胃の粘膜に膜をはり、アルコールの急激な吸収を防ぎましょう。漢方薬の処方で悪酔いを防ぐ方法あり。ぜひお試しください。

生薬紹介:猪苓 ちょれい

サルノコシカケ科。効能はのどの渇き、利尿です。

経穴:秉風 へいふう

手の太陽小腸経のツボで、肩甲骨、肩甲棘上の中央に取ります。筋:皮下に僧帽筋、棘上筋。神経:筋枝は副神経、頸神経叢の枝、肩甲上神経。皮枝は胸神経後枝が分布。血管:皮下に肩甲上動脈が走行。

実用・東洋医学R:二日酔い1

二日酔いの症状は、頭痛、吐き気、食欲不振、のどの渇き、動悸などです。アルコールが体内で、胃や腸に吸収され肝臓へ運ばれ分解酵素でアセトアルデヒドに分解、更に水と酢酸に分解、最後は尿として排泄されます。アルコールを大量に飲むと肝臓で分解しきれず、分解過程でできるアセトアルデヒドだけ血中に残り、吐き気や頭痛の原因となります。

生薬紹介:釣藤鈎 ちょうとうこう

アカネ科。効能は解熱、鎮痛です。