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月別アーカイブ: 2023年10月

実用・東洋医学R:二日酔い7

「食養」吐き気には、ショウガや柿、ダイコン、梅肉が適。ショウガは吐き気止めにすぐれ辛味成分のジンゲロンやショウガオールが効果あり。食欲も増進させます。柿は、二日酔い防止や酔い覚ましに効果あり。頭痛や動悸には、水分を多量に飲み血中のアセトアルデヒドの排出を促します。キュウリを食しましょう。

生薬紹介:独活 どくかつ

ウコギ科。効能は鎮静、鎮痛、冷性、筋緊張緩和です。

経穴:天容 てんよう

手の太陽小腸経のツボで、顎下、下顎角後方と胸鎖乳突筋の間に取ります。筋:皮下に胸鎖乳突筋、顎ニ腹筋。神経:筋枝は副神経、頸神経叢の枝、顔面神経。皮枝は大耳介神経が分布。血管:後頸動脈が走行。

実用・東洋医学R:二日酔い6

「ツボ紹介」吐き気には前腕肘近くの手三里てさんり、手の甲側親指と人差指の間の合谷ごうこくが適。頭痛には頭頂の百会ひゃくえと肩部の肩井けんせいが適。のぼせや動悸には足底の湧泉ゆうせんが適。いずれも指圧で刺激しましょう。

生薬紹介:桃仁 とうにん

バラ科。効能は消炎、腹痛、月経不順、鎮静です。

経穴:天窓 てんそう

手の太陽小腸経のツボで、首部、胸鎖乳突筋の後縁で、甲状軟骨上縁の所に取ります。筋:皮下に広頸筋、胸鎖乳突筋。神経:筋枝は顔面神経、副神経、頸神経叢の枝。皮枝は頸横神経が分布。血管:皮下に浅頸動脈が走行。

実用・東洋医学R:二日酔い5

「漢方薬」二日酔いには、黄連解毒湯合五苓散おうれんげどくとうごうごれいさんが適。口が苦かったり尿の出をよくします。吐き気にも効果あり。頭痛には、黄連解毒湯合葛根湯おうれんげどくとうごうかっこんとうが適。のぼせや頭痛に効果あり。吐き気には、茯苓飲ぶくりょういんが適です。

生薬紹介:当帰 とうき

セリ科。効能は冷え性、腹痛、貧血、生理痛、更年期障害です。

経穴:肩中兪 けんちゅうゆ

手の太陽小腸経のツボで、上背部、首を曲げた際、もっとも出っ張った骨の2指外側に取ります。筋:皮下に僧帽筋、肩甲挙筋。神経:筋枝は副神経、頸神経叢の枝、肩甲背神経。皮枝は胸神経後枝が分布。血管:皮下に頸横動脈が走行。

実用・東洋医学R:二日酔い4

「お手軽レシピ」飲み過ぎて弱った胃腸にショウガ入りダイコン。材料:ダイコン適量、ショウガおろし小さじ1
作り方①ダイコンをすりおろし、ガーゼで絞る。②絞ったダイコンの汁をカップに入れ、ショウガおろしを加えてかき混ぜる。ぜひお試しください。