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月別アーカイブ: 2023年9月

生薬紹介:山薬 さんやく

ヤマノイモ科。効能は強壮、強精、消化促進です。

経穴:周栄 しゅうえい

足の太陰脾経のツボで、前胸部、第2肋間、前正中線から6指外側に取ります。筋:皮下に大胸筋、小胸筋。神経:筋枝は内側・外側胸筋神経、皮枝は肋間神経が分布。血管:皮下に胸肩峰動脈、外側胸動脈、肋間動脈が走行。

実用・東洋医学R:喘息3

「発作の予防と体質改善」喘息の漢方治療には、発作の症状を予防して改善するものと、発作を起こしやすい体質自体を改善させるものの2通りあります。ただし、発作が重症の場合はすぐに専門医を受診してくださいね。

生薬紹介:酸棗仁 さんそうにん

クロウメモドキ科。効能は鎮静、睡眠促進です。

経穴:(訂正)胸郷 きょうきょう

足の太陰脾経のツボで、前胸部、第3肋間、前正中線の6指外側に取ります。筋:皮下に大胸筋、小胸筋。神経:筋枝は内側・外側胸筋神経、皮枝は肋間神経が分布。血管:皮下に胸肩峰動脈、外側胸動脈、肋間動脈が走行。

実用・東洋医学R:喘息2

「内因、外因、不内外因に分けて考えます。」東洋医学では発作の原因を内因、外因、不内外因に分けて考えます。内因はアレルギー体質の他、体質の弱さや、感情の乱れなども含みます。体質の弱さとは脾、肺などの機能が弱っている事を意味します。外因とは不安定な天候、特に低気圧の接近や寒さです。また、排ガスなどの環境変化、ストレスなども含みます。。不内外因は食事の不摂生や睡眠不足などです。

生薬紹介:山茱萸 さんしゅゆ

ミズキ科。効能は鎮静、鎮痛、利尿、頻尿、耳鳴り、強壮です。

経穴:天渓 てんけい

足の太陰脾経のツボで、前胸部、第4肋間、前正中線から6指外側に取ります。筋:皮下に大胸筋。神経:筋枝は内側・外側胸筋神経、皮枝は肋間神経が分布。血管:皮下に胸肩峰動脈、外側胸動脈、肋間動脈が走行。

実用・東洋医学R:喘息1

喘息は気管支が収縮して気道が狭くなり、呼吸が苦しくなって発作を起こす病気。息をするたびゼーゼー=喘鳴を伴います。発作は夜中や明け方に起きやすく、季節では秋や梅雨時に多いです。原因の多くはアレルギー性です。ホコリやダニなどを吸うと、体内でヒスタミンという科学物質が過剰に活性化して、気管支が収縮したり、分泌物が増加したりして発作が起きるとされています。また、ストレスや食事、疲労などにより起こる事もあります。

生薬紹介:山梔子 さんしし

アカネ科。効能は解熱、消炎です。