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月別アーカイブ: 2023年6月

奇穴紹介:二白 にはく

前腕前面、手関節のシワから4指上で、中央筋肉を挟んで筋肉際2穴取ります。主治として、痔ろう下血、しぶるはら、脱肛、前腕痛。効能として、脱肛や痔を治す。

休診ご連絡2.

6/9金曜日〜6/13火曜日の5日間、休診させて頂きます。よろしくお願い致します。

実用・東洋医学:口内炎1

口内炎には、口の中の粘膜が赤く腫れ、食べ物等でしみるカタル性口内炎と、口の中の粘膜に1ヶ〜数個の潰瘍が出来るアフタ性口内炎があります。原因は不明なケースが多いです。東洋医学では、全身の状態から改善法を探ります。原因として考えられるのは、胃腸に熱がある場合、体力不足や疲労による場合、のどに炎症がある場合の3つのケースです。

奇穴紹介:内膝眼・膝眼 ないしつがん・しつがん

膝を屈曲した際、お皿下の両方のくぼみに取ります。内側が内膝眼、外側が膝眼です。主治として、膝の腫れや痛み、脚気。効能として、体内の熱を冷まし、腫れを抑える。経絡の流れをよくして、痛みを止める。

実用・東洋医学:視力減退7

「食養」肝の弱い人には菊花が、腎の弱い人にはクコ、ヤマイモなどがよいです。また、アワビやアサリ、シジミは両タイプにもよいです。菊花は肝を丈夫にして、目にもよいです。乾燥した菊花2gをカップに入れ熱湯を注いで飲むか、10gを3カップの水で半分の量になるまで煮詰め、煮汁を飲みます。クコは強壮作用や利尿作用、目を丈夫にする働きあり。乾燥したクコ10gを3カップの水で半分の量になるまで煮詰め、煮汁を飲みます。ヤマイモは腎を丈夫にする働きあり。すったものを毎日摂るとよいです。アワビやアサリ、シジミは疲れ目や視力減退に効果あり。蒸したり、みそ汁で常食するのがよいです。

奇穴紹介:独陰 どくいん

足の第2指の遠位指間関節の中点に取ります。主治として、下腹部の痛み、難産、胎児残留、月経不順、呑酸、胸痛、パニック障害。効能として、上がった気を下降させ、胃の機能改善。月経を整える。

実用・東洋医学:視力減退6

「ツボ紹介」目の周囲のマッサージが効果的です。両手の人差し指で目頭下の睛明せいめいを指圧してそのまま眉毛下の骨に沿ってこめかみの太陽たいようまでマッサージします。今度は、目の下の骨沿って睛明までマッサージします。他、肝を補う足の甲第1指と第2指の間つけ根の行間こうかん、腎を補う内くるぶし上とかかとの間の水泉すいせんを指圧しましょう。

奇穴紹介:定喘 ていぜん

背部、第7頸椎棘突起下から0.5指外側に取ります。主治として、ぜんそく、せき、蕁麻疹、肩背部痛。効能として、せきを止め、ぜんそくを鎮める。

実用・東洋医学:視力減退5

「漢方薬」目が充血しやすい場合、肝の機能を整えて、視力減退を改善させる黄連解毒湯合五苓散おうれんげどくとうごうごれいさんが適。胃部に水音、ヘソ〜みぞおちに動悸の場合、腎の機能が低下して水分代謝が悪く、視力にも影響。上半身の水分代謝を改善して目を健康にする苓桂朮甘湯りょうけいじゅつかんとうが適。高齢や病後など腎が弱っていると、視力の他、足腰弱く夜間尿、尿の出ジブリの傾向あり。腎と関係の深い耳のトラブルも起きやすい。このような場合、腎の機能を高めて視力を回復させる八味丸はちみがんが適。若い人で首凝りが強く視力が弱った場合、葛根湯かっこんとうが適です。

奇穴紹介:肘尖 ちゅうせん

肘の後方、肘を曲げた際の尺骨の肘頭先端に取ります。主治として、悪性腫瘍、腸のデキモノ、結核性頸部リンパ節炎。効能として、痰を除き、しこりを解消する。