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月別アーカイブ: 2023年6月

奇穴紹介:腰痛点 ようつうてん

手の甲で、第2中手骨と第3中手骨の間と、第4中手骨と第5中手骨の間、根もとくぼみに取ります。主治として、急性腰痛、小児の急性のひきつけ、頭痛、耳鳴り、手の甲の腫れ・疼痛。効能として、気のめぐりを改善し、腫れを抑える。経絡の流れをよくして、痛みを止める。

実用・東洋医学:口内炎6

「ツボ紹介」腹部の中かんちゅうかん(胃腸の機能を正常にさせる)と、足の甲部、指つけ根又の内庭ないてい(口内炎を鎮める)にお灸をします。のどまで腫れている場合、内庭と前腕内側の孔最こうさい(のどの腫れに効く)にお灸をします。

奇穴紹介:腰眼 ようがん

腰部、第4腰椎棘突起の下で、3.5指外側くぼみに取ります。主治として、肺結核、腰痛。効能として、腎の機能を高め、結核を除く。

実用・東洋医学:口内炎5

「漢方薬」暴飲暴食などで胃腸が熱を持つと、食べ物や飲み物がしみるような口内炎ができ、のぼせや腹部の張り、便秘などを伴う場合、通便作用と消炎作用のある三黄瀉心湯さんおうしゃしんとうが適。同様な症状でも便秘がない場合、炎症や充血に効果がある黄連解毒湯おうれんげどくとうが適。のどの炎症から口内炎の場合、強力な消炎作用のある駆風解毒湯くふうげどくとうが適。疲れやすく、体力なく口内炎を何度も起こす場合、胃腸機能を丈夫にして疲労を回復させ、口内炎を鎮める補中益気湯ほちゅうえっきとうや、人参湯にんじんとうが適です。

奇穴紹介:痞根 ひこん

腰部、第1腰椎棘突起の下で、3.5指外側に取ります。主治として、腹部の固いしこり。効能として、食積を解消し、しこりを解消する。

実用・東洋医学:口内炎4

「養生」予防にも発症後にも、口の中の清潔が第一です。食後はよく歯を磨き、毎日5~6回はうがいをしましょう。起きた炎症に歯ブラシが当たり痛い場合、歯ブラシを使わず、口の中をこまめにゆすぎ清潔を保ちます。虫歯や合わない入歯等、口の衛生状態を悪くさせる原因です。早めに改善しましょう。また、睡眠不足等、体の疲れも口内炎を長引かせます。激しい運動は避け、睡眠重視でいきましょう。

奇穴:八風 はっぷう

足の甲側、第1~第5指間のまたの後ろに取ります。左右で8穴。主治として、足の甲の腫れ、脚気、マラリア、頭痛、月経不順。効能として、腫れを抑えて痛みを鎮める。月経を整える。

実用・東洋医学:口内炎3

「体力不足や疲労が原因で起きる場合」もともと体力不足や過労、睡眠不足などで体力が慢性的に低下していると、口内炎になりやすいです。原因は、食べ物からエネルギーを作り出す働きの胃腸が弱っている為。粘膜はそれほど赤くなりませんが、なかなか治り辛く、再発しやすい傾向にあります。胃腸を丈夫にして、体力不足を解消させて治します。「のどに炎症がある場合」のどの炎症が影響して、その熱が口の中の粘膜にまで炎症を起こしやすい傾向あり。消炎作用で熱を取り去り、治していきます。

奇穴紹介:八邪 はちじゃ

手の甲側で、第1~5指間の指のまた後ろ側に取ります。左右計8穴。主治として、手の腫れ・痛み・シビレ、手指の強ばり・脱力、頭痛、歯痛、のどの腫れ・痛み、目の充血・痛み、熱病。効能として、体内の熱を冷まし、腫れを抑える。経絡の流れをよくして、痛みを止める。

実用・東洋医学:口内炎2

「胃腸に熱がある場合」暴飲暴食や脂っこいものの食べ過ぎをきっかけで胃腸が熱を持ち、その熱が口の中の粘膜に炎症を引き起こし口内炎が起こります。粘膜が赤く腫れたり、潰瘍ができ、食べ物や飲み物がしみ、舌に黄色の苔付きます。胃腸の熱を取り去って粘膜の炎症を治します。