オフィシャルブログ

日別アーカイブ: 2023年6月14日

実用・東洋医学:口内炎5

「漢方薬」暴飲暴食などで胃腸が熱を持つと、食べ物や飲み物がしみるような口内炎ができ、のぼせや腹部の張り、便秘などを伴う場合、通便作用と消炎作用のある三黄瀉心湯さんおうしゃしんとうが適。同様な症状でも便秘がない場合、炎症や充血に効果がある黄連解毒湯おうれんげどくとうが適。のどの炎症から口内炎の場合、強力な消炎作用のある駆風解毒湯くふうげどくとうが適。疲れやすく、体力なく口内炎を何度も起こす場合、胃腸機能を丈夫にして疲労を回復させ、口内炎を鎮める補中益気湯ほちゅうえっきとうや、人参湯にんじんとうが適です。

奇穴紹介:痞根 ひこん

腰部、第1腰椎棘突起の下で、3.5指外側に取ります。主治として、腹部の固いしこり。効能として、食積を解消し、しこりを解消する。