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日別アーカイブ: 2023年6月3日

実用・東洋医学:視力減退5

「漢方薬」目が充血しやすい場合、肝の機能を整えて、視力減退を改善させる黄連解毒湯合五苓散おうれんげどくとうごうごれいさんが適。胃部に水音、ヘソ〜みぞおちに動悸の場合、腎の機能が低下して水分代謝が悪く、視力にも影響。上半身の水分代謝を改善して目を健康にする苓桂朮甘湯りょうけいじゅつかんとうが適。高齢や病後など腎が弱っていると、視力の他、足腰弱く夜間尿、尿の出ジブリの傾向あり。腎と関係の深い耳のトラブルも起きやすい。このような場合、腎の機能を高めて視力を回復させる八味丸はちみがんが適。若い人で首凝りが強く視力が弱った場合、葛根湯かっこんとうが適です。

奇穴紹介:肘尖 ちゅうせん

肘の後方、肘を曲げた際の尺骨の肘頭先端に取ります。主治として、悪性腫瘍、腸のデキモノ、結核性頸部リンパ節炎。効能として、痰を除き、しこりを解消する。