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日別アーカイブ: 2023年5月3日

実用・東洋医学:発熱4

「養生」生薬療法:地竜・牛蒡子。熱があるものの、病院に行くまでもなく、市販のかぜ薬も眠気やだるさがイヤで飲みたくない。そのような時は、解熱作用にすぐれた生薬がお勧めです。のどの炎症にもよく効きます。地竜は、ミミズを乾燥させたものです。牛蒡子はゴボウの種です。どちらも漢方専門薬局で手に入ります。地竜5gまたは、牛蒡子3gを1カップの水で半分の量まで煮詰め、その煮汁を飲みます。飲みにくい場合は、ハチミツを少量加えてみてください。

ツボ紹介:列欠 れっけつ

手の太陰肺経のツボで、手首上、親指側出っ張った骨の肘側平部に取ります。主治として、咳嗽、ぜんそく、のどの痛み、項部のこわばり、陰茎痛、手のひらのほてり。効能として、体表の邪気を取り除く。肺の気を巡らせて、気のめぐり改善。のどの通りをよくして、機能を改善する。