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日別アーカイブ: 2023年2月28日

実用・東洋医学:生理痛・生理不順6

「漢方薬」足が冷え、頭がのぼせる、イライラは、瘀血の要因です。生理で頭痛や肩こり、ストレスで生理不順を起こす人は、瘀血を解消させる桂枝茯苓丸けいしぶくりょうがんが適。同じ症状+便秘には、桃核承気湯とうかくじょうきとうが適。血が不足すると、生理痛・生理不順+下半身の冷え・むくみの場合、体を温め、造血を促す当帰芍薬散とうきしゃくやくさんが適。生理の出血がなかなか止まらない場合、止血作用+造血作用のきゅう帰きょう艾湯きゅうききょうがいとうが適。子宮内膜症の場合、温清飲うんせいいんが適。胃腸機能弱く、体力無く、寝汗の場合、気の不足を補い生理痛等改善や胃腸を丈夫にして、体力をつける補中益気湯ほちゅうえっきとうが適です。

ツボ紹介:内庭 ないてい

足の陽明胃経のツボで、足の甲の第2指と第3指の間、みずかきの後縁に取ります。主治として、胃痛、腹痛、下痢、熱病、鼻出血、歯痛、顔面神経麻痺、湿疹、皮膚の痛み。効能として、体内の熱を冷まし、火邪を除く。心を穏やかにして、精神を安定させる。