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月別アーカイブ: 2022年12月

ツボ紹介:大巨 だいこ

足の陽明胃経のツボで、おヘソから2指下で、その2指外側に取ります。主治として、下腹部痛、下痢、便秘、鼠径部痛、小便不利、心悸亢進、不眠、手足の麻痺。効能として、気のめぐりを改善して、腹部の張りを解消する。腸の気の流れをよくして、体内の余分な水分を出す。

実用・東洋医学:五十肩4

「養生」痛み防止や回復に、就寝法と手軽な運動。痛む方の腕を腹巻きや帯などで軽く巻くなど、体に添わせて軽く固定すると、寝返りしても痛みにくくなります。肩の固定や冷え防止で、タオルを当てて寝るのもよいです。起きている時は、腕を上げる運動を毎日続けて下さい。腕を上げられる所までトライする事が大切です。壁を使って自力だけのときより高く腕を上げる運動を無理しない程度でOKです。軽く負荷をかけてみましょうね。

ツボ紹介:大迎 だいげい

足の陽明胃経のツボで、アゴの下顎角の前くぼみに取ります。主治として、顔面神経麻痺、三叉神経痛、頬の腫れ、歯痛、顔の浮腫。効能として、腫れを抑えて、痛みを止める。内風を鎮め、痙攣を止める。

年末年始の休みに関しまして

12/25日曜日〜1/4水曜日まで休院します。1/5木曜日から元気に営業します。よろしくお願い致します。

実用・東洋医学:五十肩3

五十肩の治療は、発症後初期と治りかけの時期には効果あり。症状の強い時期は、なかなか治療効果がでない。発症から1ヶ月以内に治療を始めれば1~2ヶ月で治る事もあります。3ヶ月以上経過してしまうと治療は、半年以上かかります。患部は体温ぐらいを保つのが良いです。温め過ぎも冷し過ぎも症状を悪化させてしまいます。また、痛くてもなるべく動かしたほうがよいです。症状を軽くするには、軽い運動やマッサージがポイントです。ぜひ、ご相談くださいね。

ツボ紹介:太渓 たいけい

足の少陰腎経のツボで、足首近く、内くるぶしとアキレス腱の間にあるくぼみに取ります。主治として、難聴、ぜんそく、咳嗽、めまい、歯痛、糖尿病、月経不調、不眠、健忘、勃起不全、冷え性。効能として、腎精を補う。陽の気を温め、寒邪を追い出す。

実用・東洋医学:五十肩2

東洋医学では五十肩を障害のある部位によって、腕の内側=肺経、腕の外側の小指側=三焦経、腕の外側人差し指側=大腸経に分けて考えます。なに経とは、ツボとツボを結ぶ線のような流れ=経絡です。肺経が障害を受けると、腕を後ろに回せなくなります。三焦経や大腸経の場合は、腕を上げられなくなり、肩〜肩甲骨にかけて強い凝りが出ます。実際には、この3つの経絡障害が複合的に起こっています。

ツボ紹介:大赫 だいかく

足の少陰腎経のツボで、おヘソから4~5指下で、0.5指外側に取ります。主治として、陰部痛、勃起不全、遺精、おりもの。効能として、腎の機能を高め、精の漏れを防ぐ。月経を調整して、妊娠を促す。

実用・東洋医学:五十肩1

五十肩は、肩関節の周りにある組織変化や炎症が原因で、肩関節周囲炎になります。五十肩は、腕が痛くて上がらない、後ろに回せない症状です。治療をしなくてもいずれは回復しますが、半年〜1年や2年掛かります。その間、辛い痛みを我慢しなければならず、早めに対策を始めるのが、早期回復への近道です。

ツボ紹介:大横 だいおう

足の太陰脾経のツボで、おヘソの4~5指外側に取ります。主治として、下腹部痛、便秘、下痢、悲しみ。効能として、気のめぐりを改善して、痛みを止める。腑気を整えて、流れをよくする。