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日別アーカイブ: 2022年12月16日

実用・東洋医学:腱鞘炎4

「漢方薬」関節が炎症を起こして熱を持っている場合、発汗させて関節の筋肉をゆるめる働きの葛根湯かっこんとうと、関節の水分代謝を促して炎症を改善させる越婢加朮湯えっぴかじゅつとうの2つ処方を合わせた葛根湯合越婢加朮湯かっこんとうごうえっぴかじゅつとうが適。患部の血行が悪いと赤黒くなる場合、血行を改善させる温清飲うんせいいんが適。患部が冷えている場合、葛根湯と桂枝加朮附湯❴体全体を温め、シビレの関節痛に効き水分代謝の悪くむくみがある場合に有効❵を組合せた葛根湯合桂枝加朮附湯かっこんとうごうけいしかじゅつぶとうが適です。

ツボ紹介:大都 だいと

足の太陰脾経のツボで、足先親指の側面、親指の頭をかかと側になでた際、出っ張った骨の手前際に取ります。胃痛、腹脹、嘔吐、下痢、便秘、下肢浮腫、不眠、痛風。効能として、脾の機能を高め、余分な水分を出す。胃の機能を改善して、精神を穏やかにする。