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月別アーカイブ: 2022年10月

自律神経の乱れに関して42

「夜ふかし朝寝坊タイプ」の特徴は、太りやすくなったり、気分の浮き沈みしがちです。他、肩こりや倦怠感などもあり、その状態が長引くと糖尿病などの生活習慣病を招く危険性あり。日中、ほとんど外にでない。朝食はとらない。生活が不規則。長時間、昼寝することがある。寝る直前までスマホをみる。つい夜ふかししてしまう。

実用・東洋医学:貧血1

貧血は、血液中で酸素を取り入れる働きをしているヘモグロビンの量が減って起きる疾患です。その量が減ると、体の内臓や器官に運ばれる酸素が不足し、内臓や器官の機能が低下、様々な症状として現れます。息切れや、冷え、下肢のむくみなど。東洋医学では、胃腸機能が悪い場合、婦人科系が弱い場合、血液成分が不足している場合の3つのタイプに分けて考えます。

ツボ紹介:商丘 しょうきゅう

足首、内くるぶしの前下方のくぼみに取ります。主治として、便秘、下痢、腹脹、咳嗽、黄疸、しが、精神不安、痔疾、足関節痛、足背痛。効能として、脾の機能を高め、湿邪を追い出す。背の気を下降させる。

自律神経の乱れに関して41

「夜ふかし朝寝坊タイプ」の特徴は、体内時計の乱れが自律神経に影響。体内時計は、脳の一部と体の器官が連動し、心身の働きをほぼ24時間周期で変化させる仕組みで、自律神経と深く関係します。「ほぼ24時間」というところが問題で、リセットしないまま放置しておくと、体内時計は24時間よりやや長い周期を刻み、どんどん後ろにずれてしまいます。その体内時計のズレが自律神経に影響して、バランスを崩すのが「夜ふかし朝寝坊タイプ」の人です。乱れた生活習慣が悪循環を生む事になります。

実用・東洋医学:痩せすぎ5

「食養」痩せている人は冷え性多く、胃腸も冷えやすい為、常に温かいものを摂る。冷たい飲み物や生野菜、生もの、油ものは避けます。胃腸が弱い場合、サンショウの実やショウガ、クローブなど、胃腸を温める働きのある香辛料を使った料理がグッド。香辛料の中で唐辛子のような刺激の強いものは、NGです。神経質でストレスに弱い人は、精神を安定させる作用のあるシソやユリ根が適。消化を良くして、精神安定作用のあるナツメ❴腹痛を治す働きや強壮、利尿作用あり。❵やサンザシ❴消化を良くして、体を丈夫にする働きあり。❵も効果あります。

ツボ紹介:承泣 しょうきゅう

足の陽明胃経のツボで、目の下、眼球と眼窩下縁の間、瞳孔線との交点に取ります。主治として、目の充血・痛み、涙目、夜盲症、眼瞼けいれん、顔面神経麻痺。効能として、体内の熱を冷まし、腫れを抑える。風邪を追い出し、視力を回復する。

自律神経の乱れに関して40

「イライラ・ピリピリタイプ」の対策・追記。冷え対策が最も大事です。交感神経が過剰に働くと、筋肉が硬くなり血行が悪く、冷えやすくなります。交感神経を緊張させる要因ともなります。この冷えを防ぐ事で、交感神経の緊張が緩み、副交感神経が高まり、自律神経のバランスが整いやすくなります。こりから起こる頭痛緩和ともなります。血行を促す事がポイントとなります。

実用・東洋医学:痩せすぎ4

「ツボ紹介」胃腸が弱い場合は、腰部の脾兪ひゆ→胃兪いゆ→三焦兪さんしょうゆの順に皮膚がほんのり赤くなるまで灸をします。胃腸を丈夫にさせるツボです。ストレスで食欲不振になりやすい場合も、頭頂の百会ひゃくえ→脾兪→胃兪の順で灸をしてストレスを鎮めます。

ツボ紹介:上関 じょうかん

足の少陽胆経のツボで、耳と側頭の間、口を開けしめした際、凹凸の出来る前部で、頬骨弓上のくぼみに取ります。主治として、腹ちょう、食欲不振、胃痛、嘔吐、便秘、下痢、しゃっくり、黄疸、吐血、てんかん。効能として、耳の聞こえを良くする。痙攣を鎮め、精神を安定させる。

自律神経の乱れに関して39

「イライラ・ピリピリタイプ」の対策は、交感神経を緩める3つのポイント。大事なのは、冷え対策です。体が温まる事で、対人関係も緩みます。対人関係によるストレス軽減は、よい循環が生まれます。①3つの首=首、手首、足首を温めましょう。太い血管や血行促進に効くツボが集中し、温める事で、温かい血液を体中に送れます。これにより頭痛や肩こりも改善します。②食生活で頭痛ケア。冷えからくる頭痛には、ショウガとサバやイワシの青魚です。ショウガには保温効果。青魚に含まれるオメガ3系脂肪酸には、血液改善効果や、脳の機能を活性化する働きあり。③血行を促してストレスに強い体。胃腸を温め、血管拡張で流れを良くし、毛細血管を丈夫にするには、温かい飲みものと炭酸水。炭酸水には、胃粘膜から吸収されて血管を広げ、血流を良くし、体温を上げる作用があり、免疫力が高まり、ストレス耐性もアップします。