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月別アーカイブ: 2022年10月

自律神経の乱れに関して56

自律神経によい生活習慣は、よく噛む事で、気持ちが安定します。食事のたびに実践できる自律神経の安定法は、よく噛んで食べる事です。よく噛むと、自律神経を安定させるセロトニンの分泌が高まります。よく噛む事で、満腹中枢が刺激され、ダイエットにも効果あり。また、よく噛む事で、食物が細かくなり、唾液の分泌が促され、消化もよくなります。唾液が十分に出ると、胃腸の消化液の分泌もよくなります。胃腸の働きがよくなる事が、自律神経の安定にもつながります。食事中は一口30回が目安。歯ごたえのある食品を摂りましょう。ガムも効果的です。

実用・東洋医学:寝汗をかく2

「水分代謝が悪いタイプ」水太りで、疲れやすい人が起こしやすい寝汗です。下半身から寝汗をかく事が多く、体はいつもだるさを感じています。水分代謝を改善させて治します。「虚弱体質タイプ」食欲不振で疲れやすく、気力もなく、寝汗が出て、よく眠れないタイプです。胃腸を丈夫にして、気力の増進を目的に治します。「虚弱な人が喘息や気管支炎にかかったタイプ」寝汗と伴に動悸や息切れがしたり、のどの渇きを訴えるタイプです。体を温め、呼吸器を丈夫にする事を目的に治療します。「内熱があるタイプ」内熱があり、熱汗を伴う場合は、内にこもった熱を取れば寝汗は治ります。

ツボ紹介:少府 しょうふ

手の少陰心経のツボで、手のひらの中央シワ付近で、第4中手骨と第5中手骨の間に取ります。主治として、心痛、精神症状、陰部のかゆみ・痛み、小便不利、ばね指。効能として、心熱を取り除き、精神を穏やかにする。小腸の機能を改善して、通りをよくする。

自律神経の乱れに関して55

自律神経に良い生活習慣は、入浴で心の緊張をほぐしましょう。現代人の多くは、交感神経の働きが高まっているので、バランスをとる為、副交感神経を高める事が必要です。その為に役立つのが入浴です。ただし、湯温度が高過ぎたり、長湯はかえって交感神経が高まり逆効果です。入浴法が良ければ深い睡眠にも役立ちます。入浴法:湯温度38度位のぬるめで、入る時間は、10分程度、寝る1時間前。ご自分の入浴法をさがしてくださいね。

実用・東洋医学:寝汗をかく1

寝汗を東洋医学では「盗汗とうかん」といいます。健康な人でもコップ1杯程度の寝汗をかきます。よくない寝汗の特徴は、朝スッキリ起きられず、起きている間も疲れやすく、だるさを感じている場合、冷たい寝汗で、虚弱体質や慢性病で体が衰弱している人にみられます。体力の衰えは、水分を体に溜める力も弱って寝汗として排出されてしまいます。もう一つのタイプは、体内に熱がこもっている場合で、熱感のある汗をかきます。改善したい寝汗4タイプ①水分代謝が悪いタイプ②虚弱体質タイプ③虚弱な人で喘息や気管支炎にかかっているタイプ④内熱のあるタイプです。

ツボ紹介:小腸兪 しょうちょうゆ

足の太陽膀胱経のツボで、腰下の仙骨部、第1後仙骨孔と同じ高さで、正中仙骨稜から1.5指外側に取ります。主治として、遺精、遺尿、血尿、月経不調、子宮出血、おりもの、痔疾、糖尿病、下痢。効能として、体内の熱を冷まし、余分な水分を排出する。尿と便の排泄を改善する。

自律神経の乱れに関して54

自律神経に良い生活習慣は、朝日と朝食で体内時計をリセット。日光を浴びると、睡眠ホルモンのメラトニンの分泌が止まります。さらに日光は、自律神経を整えるセロトニンを促す効果があります。セロトニンの材料となるトリプトファンを多く含む魚や肉、大豆、卵、ナッツ、バナナなどを摂りましょう。

実用・東洋医学:疲労しやすい6

「食養」疲労しやすい人は、消化がよく❴ダイコン❵、胃腸の働きを増進させるもの❴ヤマイモやニンジン❵や、気や血を補うものを摂りましょう。ダイコン:消化酵素のジアスターゼが胃弱で疲れやすい人に適。ヤマイモ:東洋医学の古典でも「脾胃のやぶれたるをつかさどり、虚弱を補い、寒熱の邪を除き、気力を増し、肌肉を丈夫にして・・・」と、疲労しやすい体質を治します。ニンジン:生でも、煮ても、炒めても、天ぷらにしても、内臓を温め、血を補う働きがあります。胃腸の冷えやすい人は、ショウガを加え、生ではなく、煮て食べましょう。

ツボ紹介:少沢 しょうたく

手の太陽小腸経のツボで、小指爪外側、根元隅際に取ります。主治として、意識障害、急性乳腺炎、咽喉腫痛、マラリア、母乳欠乏症。効能として、体内の熱を冷まし、火邪を除く。意識を回復する。液を増やし、母乳が出るようにする。

自律神経の乱れに関して53

自律神経にNGの生活習慣は、「不規則・運動不足・冷え」は大敵。体を冷やす:血行が妨げられ、冷え自体ストレスです。食べたらすぐ寝転ぶ:胃腸と食道が水平になり、胃酸が逆流し、胸やけとなり、繰り返すとストレスで自律神経が不安定に。うつ伏せでテレビを見る:胃酸逆流で胸やけとなり自律神経の乱れの要因に。不規則な生活:起床、就寝、食事時間が日によって異なると、体内時計が乱れ自律神経も不安定に。座りっぱなし:血行が悪くなり、自律神経の働きが低下します。軽い運動やストレッチで改善させましょう。