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日別アーカイブ: 2022年10月15日

自律神経の乱れに関して50

「天気・気候タイプ」の対策は、意識的に自律神経が整う工夫を。睡眠の質を上げる事が一番です。①寝る前のコーヒー、アルコール、スマホは避ける。②ぬるめのお風呂で眠りを促す。③漢方薬も活用しましょう。内耳の血行改善や自律神経を整える漢方薬:半夏白朮天麻湯はんげびゃくじゅつてんまとう、柴苓湯さいれいとう、五苓散ごれいさん=体内の水のめぐりをよくして、内耳のむくみも改善。抑肝散よくかんさん=イライラ、不安感で眠れないとき、気持ちをリラックス。当帰四逆加呉茱萸生姜湯とうきしぎゃくかごしゅゆしょうきょうとう=体内の冷えを改善します。

実用・東洋医学:疲労しやすい2

「胃腸の働きが弱い場合」胃腸の弱い人は、体質的に胃下垂が多く、冷えや疲労、ストレスなどで下痢をします。顔は青白く朝起きづらく、疲労を訴えます。胃腸が弱いタイプの人は、胃腸の水分代謝も悪く、余分な水が溜まる胃内停水や下痢を起こしやすい。食欲不振や消化不良で疲れやすい。胃下垂や胃の中の水分代謝を改善させて治します。「虚弱体質や病後によくみられる場合」このタイプは、栄養状態が低下していて、体の中の気や血が不足。疲労感と伴に、息切れや不眠、めまい、貧血などを伴います。栄養状態をよくして、気や血を補い、疲れにくい体へと改善していきます。

ツボ紹介:少衝 しょうしょう

手の少陰心経のツボで、小指の爪、薬指側の爪根元隅際に取ります。主治として、心痛、精神不安、熱中症、意識障害、咽頭痛。効能として、体内の熱を冷まし、内風を鎮める。心を穏やかにして、精神を安定させる。脳の機能を正常にして、意識をはっきりさせる。