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月別アーカイブ: 2022年9月

ツボ紹介:庫房 こぼう

前胸部、鎖骨中央より、1指下に取ります。主治として、咳嗽、ぜんそく、胸痛、胸脇脹満。効能として、胸のつかえを取り除き、気のめぐりを改善する。せきを止め、ぜんそくを鎮める。

自律神経の乱れに関して9

交感神経と副交感神経は独立していて、それぞれの働きを高める工夫が必要です。交感神経が過剰の場合、イライラ、カッカしやすくなる。動悸、頭痛、発汗、不眠、肩こりなどが出やすい。副交感神経が過剰の場合、だるい、眠い、やる気が出ない、頭がボーッとする、低血圧といった症状が出やすい。両方がよく働きバランスがとれていると、心身の健康状態が保たれる。

実用・東洋医学:低血圧4

「養生」低血圧改善の特効薬=規則正しい生活。低血圧には生活サイクルの改善が一番の対策法。なるべく早寝早起きを心掛け、規則正しい生活を送っていると、食欲も増し、栄養不足による貧血も防げます。冷えが気になる場合は、軽い運動やマッサージで血行をよくするのがベスト。タバコは厳禁、抹消血管の血流を悪化させ、冷えを招きます。お酒も少量なら体を温め、血行をよくします。

ツボ紹介:後頂 ごちょう

督脈のツボで、後頭部、後正中線上、後髪際の上方5.5〜6指に取ります。主治として、頭痛、めまい、不眠、精神不安、てんかん。効能として、脳の機能を正常に回復し、精神を安定させる。内風を鎮め、痙攣を止める。

自律神経の乱れに関して8

ストレスに囲まれて忙しく過ごしている現代人には、交感神経の働きが過剰になっている人が多く見られます。その場合は、副交感神経の働きを高める対策が必要になります。交感神経と副交感神経に関しては、「一方の働きが高まると、その分他方が弱まる」と思われがちですが、そうではありません。交感神経の働きを抑えても、副交感神経の働きは高まりません。両方の働きをほどよく高めていくことでバランスがとれ、健康度の高い心身を作っていきましょう。

実用・東洋医学:低血圧3

「気力不足の場合」血液成分が薄い為に貧血など、気力不足で起こります。顔色は精気なく、発熱しやすく、熱が出ると下がりにくい傾向です。「腎が弱く水分代謝が悪い場合」腎が弱ると水分代謝が悪くなり、むくみを起こします。夜間に何度もトイレに行ったり、腰や下腹部、下肢が常に冷たい。ときには背中〜足先にかけて冷たい。腎を丈夫にして水分代謝を改善したり、下半身を温めたりする漢方薬で改善させます。

ツボ紹介:五枢 ごすう

足の少陽胆経のツボで、股関節近く、上前腸骨棘の内側に取ります。主治として、子宮下垂、おりもの、月経不調、鼠径部痛、便秘、下腹部痛、腰痛。効能として、月経を調整し、おりものを止める。気のめぐりを改善し、痛みを止める。

自律神経の乱れに関して7

交感神経と副交感神経は、言うまでもなくどちらも大事です。交感神経の働きが高い状態が続くと、心身が休めず、張りつめたままになります。すると、イライラしやすく、不眠や動悸、頭痛、肩こり、冷え、筋肉痛、高血圧などが起きやすくなります。一方、副交感神経の働きが高い。が続くと、だるさや睡魔、やる気が出ない、頭がボーッとする、低血圧といった症状が出ます。どちらかに偏ると、不健康な状態になって、困った事が色々と起きてくるので、両者がバランスよく協調して、メリハリをつけながら働くのがベストです。

実用・東洋医学:低血圧2

「婦人科系が弱い場合」生理不順や生理痛があって、めまい、頭重感、下腹痛などを伴います。血液成分が足りない「血虚」の際によく見られ、これを改善させる漢方薬で治療します。「胃腸が弱い場合」体質的に胃下垂があったり、胃腸が過敏で冷えやストレスですぐに下痢をしたりするタイプです。痩せていて、顔色悪く皮膚ツヤがありません。朝は、起きづらく疲れやすい。この場合に鉄剤を服用すると、胃腸に余分な負担がかかります。体を温め、胃腸を丈夫にする漢方薬で改善させます。

ツボ紹介:腰陽関 こしようかん

督脈のツボで、腰部、両腰骨上端と脊柱の交点が、第4腰椎棘突起です。その下縁凹みに取ります。主治として、腰痛、月経不調、おりもの、下肢痛・麻痺。効能として、寒邪を追い出し、余分な水分を取り除く。筋を緩めて伸ばし、経絡の通りをよくする。