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月別アーカイブ: 2022年9月

ツボ紹介:ニ間 じかん

手の陽明大腸経のツボで、人差し指の側面、出っ張った骨の指先側際くぼみに取ります。主治として、ものもらい、船酔い予防、のどの痛み、目の痛み、目の黄疸、歯痛。効能として、体内の熱を冷まし、腫れを抑える。

自律神経の乱れに関して19

全身症状として多いのが、倦怠感、不眠、ほてり、肥満など。倦怠感や不眠は、交感神経と副交感神経の切り替えが上手くいかない症状。ほてりは、手足のほてりや顔のほてり、頭部や上半身がカーッと熱くなるのぼせとして現れます。手足の冷えと頭部のほてりが併発する「冷えのぼせ」も多い症状です。急激な顔面ほてりと多汗が一緒のホットフラッシュ症状もあります。自律神経は、体温や発汗調節も行っている為、それが乱れる事でこうした症状が出るのです。特に女性の更年期は、女性ホルモンの変動も加わってホットフラッシュが起きやすくなります。

実用・東洋医学:糖尿病7

「食養」糖尿病は食事管理が非常に大切な疾患です。専門医に指示されたエネルギー摂取量は必ず守ります。エネルギー量がほとんどなく、満腹感を得られるダイコン、ヒジキ、コンニャク、ワカメなどを上手に利用しましょう。糖分とともに塩分も控えめにします。濃い味のおかずはご飯をたくさん食べたくなる為です。糖尿病の改善によい食物は、ヤマイモ❴夜間にトイレに何度も行く人によい。❵やエンドウ豆❴のどが渇く人によい。❵、ほうれん草❴のどの渇きを癒やします。❵,スイカ❴体にこもった熱を除き、のどの渇きを癒やしたり、利尿作用にも優れむくみの改善にも効果あり。❵など。

ツボ紹介:至陰 しいん

足の太陽膀胱経のツボで、足小指、爪の外側根元際に取ります。主治として、逆子、難産、頭痛、鼻詰まり、眼痛、足のほてり、腓腹筋痙攣。効能として、経絡の通りをよくする。筋を緩めて、胎児の位置を正常に戻す。

自律神経の乱れに関して18

全身症状として、倦怠感や不眠、ほてり、肥満など。倦怠感:体が重い、だるい、疲れるがとれないといった倦怠感は自律神経の乱れからくる代表的な症状。心身のリラックスを心掛けましょう。不眠:自律神経の乱れにより、睡眠ホルモンのメラトニンの分泌が抑制される事が原因です。冷えのぼせ:手足が冷たいのに顔はほてる。女性ホルモンの分泌の乱れによる血液循環障害です。

実用・東洋医学:糖尿病6

「ツボ紹介」先ず、腰上部の胃兪いゆや脾兪ひゆに灸をします。東洋医学で脾とは脾臓の事を指すので、脾兪は脾臓に働きかけるツボといえます。次に新陳代謝をよくする腰部の三焦兪さんしょうゆや、胃腸の異常な食欲を改善するすね上の足三里あしさんりに灸をします。

ツボ紹介:三陽絡 さんようらく

手の少陽三焦経のツボで、前腕後面中央で、手首〜肘関節間、手首側1/3に取ります。指で押さえるとくぼみを感じます。主治として、難聴、頭痛、急性失声症、虫歯の痛み、手関節痛。効能として、のどの機能を改善する。耳の聞こえをよくする。

自律神経の乱れに関して17

全身症状:倦怠感、疲労感、不眠、多汗、冷えのぼせ、血圧や血糖の異常など。精神症状:イライラ、不安感、うつ状態、パニック障害など。頭痛、頭重感、めまい、耳鳴り、ドライアイ、まぶたの痙攣、口が渇く、味覚障害、のどのつかえ感、肩こり、動悸、不整脈、胸苦しさ、呼吸困難感、過呼吸、食欲低下、吐き気、嘔吐、腹痛、腹部膨満感、腰痛、便秘、下痢、過敏性腸症候群、生理不順、性欲減退、排尿困難、頻尿、尿失禁、関節痛、手足のシビレ・冷え。尚、症状が重い場合は、病院を受診しましょう。

実用・東洋医学:糖尿病5

「漢方薬」のどが渇く程度の上消時期には、水分代謝を改善させる五苓散ごれいさんや柴苓湯さいれいとうが適。いくら水を飲んでものどが渇く中消時期には、炎症に伴うのどの渇きを治す白虎加人参湯びゃっこかにんじんとうが適。次第に痩せ始め、疲れやすく、顔色が黒くなるといった症状にもよい処方です。痩せて手足が冷え顔色黒く、口やのどが乾燥して、頻尿、特に夜間トイレの回数が多い下消時期には、腎機能を高める八味丸はちみがんが適。この時期には、疲労感強く、白内障や皮膚のかゆみなどがみられます。同様の症状で手足にほてりを感じる場合は、腎機能も高める六味丸ろくみがんが適。

ツボ紹介:攅竹 さんちく

足の太陽膀胱経のツボで、眉毛内端のくぼみに取ります。主治として、頭痛、めまい、視力低下、目の充血・腫れ・痛み、眼瞼けいれん、神経症。効能として、体内の熱を冷まし、視力を回復させる。痙攣を止め、痛みを鎮める。