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月別アーカイブ: 2022年9月

ツボ紹介:四満 しまん

足の少陰腎経のツボで、下腹部、おヘソの2指下で、0.5指外側に取ります。主治として、月経不調、不正性器出血、おりもの、不妊症、遺精、腹部膨満感、浮腫。効能として、気のめぐりを改善して、腹部の張りを解消する。月経を調整し、妊娠を促す。

自律神経の乱れに関して29

過呼吸そのものは呼吸器の症状ですが、多くは自律神経失調症や精神的な要因から起こります。自律神経の安定を図るセルフケアを行うと伴に、診療内科などを利用しましょう。のどのつかえ感は、実際にはのどになにもないのに、何かが詰まった感覚が生じるもので、漢方では「梅核気」と呼びます。気(生命エネルギー)のうっ滞が原因で、自律神経を安定させると伴に、セロリスープを飲むと効果的です。

実用・東洋医学:花粉症3

「養生」花粉が飛び散る時期に、家の外での予防策。気管支や鼻にくるタイプの人は外出の際、必ずマスク着用。花粉の侵入防止が目的です。化粧や軟膏も花粉付着にケアして下さい。また、コンタクトレンズは炎症を起こしやすいです。この時期は、メガネ着用をお勧めします。布団も外干しに注意して下さいね。

ツボ紹介:四白 しはく

足の陽明胃経のツボで、目の瞳直下、眼窩下孔部に取ります。主治として、頭痛、めまい、目の充血・痛み・かゆみ、副鼻腔炎、三叉神経痛、顔面神経麻痺。効能として、風邪を追い出し、視力を回復する。筋を緩めて伸ばし、経絡の通りをよくする。

自律神経の乱れに関して28

イライラは、日常的にもみられる症状ですが、自律神経失調症の場合は、ちょっとした事でもいらだちを感じたり、わけもないのにイライラします。不安感も同様で、根拠のない不安感や、ちょっとした事で不安になります。また、わけもなく気分が落ち込んで、うつ状態に陥るケースも多いです。この他、女性では、過呼吸やのどのつかえ感もよく現れます。過呼吸は、血液がアルカリ性に傾き、息苦しさや動悸、手足のシビレなどが起こります。発作が起きたら、ゆっくり浅い呼吸をして、吐く息を長くします。

実用・東洋医学:花粉症2

「鼻にくる場合」くしゃみや鼻水、鼻詰まりが主な症状です。肩こりや頭痛を訴える事もあります。寒けを解消して、くしゃみや鼻水などの症状を改善させて治します。「気管支にくる場合」のどの不快感と咳が主な症状で、寒けを伴う事が多いです。治療は、寒けを解消させて、のどの不快感や咳を取り除きます。「目にくる場合」体が熱っぽく、目が充血してかゆみあり。体の熱を冷まし、炎症を取り去って不快感を改善する事を目的に治療します。また、市販の洗浄液で目を洗って頂きます。目安は、一日最低2回実施。

ツボ紹介:四瀆 しとく

手の少陽三焦経のツボで、前腕の後面中央、手首〜肘関節間中点の少し上に取ります。くぼみで指で押さえると圧痛を感じます。主治として、突発性難聴、急性失声症、片頭痛、虫歯の痛み、上肢痛、肩こり。効能として、のどの機能を改善する。耳の聞こえをよくする。

自律神経の乱れに関して27

精神症状として、イライラや、不安感、うつ状態、過呼吸など。イライラ:自律神経の乱れでイライラしやすくなります。心因性の病気でも多くみられる症状なので、過剰であれば診療内科で受診してください。不安感:将来のさまざまな事に根拠なく不安を感じる。不安感により、過敏や集中力低下、頭痛を発症する場合あり。うつ状態:うつ病は強い不安や憂うつ感を慢性的に感じる気分障害。ストレスを出来る限り減らし、心身をリラックスさせる工夫がポイント。パニック障害:理由もなく、突然強い不安感を感じる病気で、自律神経の乱れも要因です。動悸や呼吸困難、めまい、発汗などの症状が現れます。

実用・東洋医学:花粉症1

花粉症は1970年代位から増えた疾患です。原因は、スギ花粉といわれていますが、排ガスや黄砂などの大気汚染や、食生活の欧米化による体質変化など。改善策としては、漢方薬やツボ療法と伴に食生活の管理がとても大切です。症状により、改善策を図りましょう。3つに分類します。「鼻にくる場合」「気管支にくる場合」「目にくる場合」です。

ツボ紹介:日月 じつげつ

前胸部の第7肋間、前正中線から手のひら分外側に取ります。主治として、肋間神経痛、嘔吐、胸やけ、しゃっくり、黄疸。効能として、肝のうっ滞を改善して、胆の機能を改善する。胃の機能を改善して、上がった気を下降させる。