オフィシャルブログ

日別アーカイブ: 2022年9月20日

自律神経の乱れに関して26

過敏性腸症候群は、腸に炎症や腫瘍などの原因がないにもかかわらず、腸の機能に異常が起きる病気で、自律神経と深く関わっています。その症状には様々なパターンがあり、便秘型や下痢型、両者が交互に起こる交代型の他、腹部の違和感、ムズムズ感、腹痛などが起こる事もあります。自律神経失調症による便秘・下痢・過敏性腸症候群などは、自律神経の安定を図るセルフケアを行うと伴に、医学的な治療を受けると効果的です。

実用・東洋医学:虚弱体質7

「食養」胃腸が弱いタイプは、お腹を冷やさないのがポイント。生野菜や生物、冷たい飲み物は避けましょう。胃腸機能の改善に良いのは、ショウガ、クローブ、八角などです。クローブはカップ3杯の水に3~4個入れて、半分の量になるまで煮て、ハチミツを加えたクローブスープにして飲みます。八角も同様の方法で八角スープを作って飲むとよいでしょう。お腹が温まり、胃腸が丈夫になってきて、虚弱体質が改善してきます。呼吸器系が弱い場合は、クズ、ユリ根、長ネギなど。クズはクズ湯にして、長ネギは白い部分を細かく刻み、味噌と一緒にお湯で溶いた長ネギスープがお勧め。ニンニクを使った料理も効果があります。

ツボ紹介:膝関 しつかん

足の厥陰肝経のツボで、すねの脛骨面、内側の出っ張った骨の下で、くぼみ部の1指後ろ側に取ります。主治として、膝関節痛、下肢麻痺、下肢痛。効能として、経絡を温め、余分な水分を出す。腫れを抑え、痛みを止める。