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日別アーカイブ: 2022年9月10日

自律神経の乱れに関して16

自律神経のバランスが崩れると、休息すべき夜間に興奮状態が続いて眠れないとか、時間帯を問わずイライラや緊張がとれないといった症状が出てきます。逆に、活動すべき日中に、体がだるくて動けない、集中できないといった症状も起こります。体には、生体のリズムを刻む「体内時計」という仕組みが備わっており、本来は自律神経もその一部として働いています。しかし、自律神経のバランスが崩れると、体内時計との不協和音が生じたり、実際の時間帯と体内時計とのずれが大きくなったりして、さまざまな症状が出てきます。

実用・東洋医学:糖尿病4

「養生」改善は日常生活から『適度な運動が大切』適度な運動は血液中のブドウ糖を消費させ、糖尿病の改善に役立ちます。ただし、激しい運動をすると疲労がたまり、逆に血糖値を上げてしまうので注意です。お勧めの運動は、脈拍が1分間に110回程度になるもの。早足で歩く、通勤時にエスカレーターなどを使わず階段を歩くなどです。また、毎日食後に30〜1時間の早足散歩が理想的です。

ツボ紹介:三焦兪 さんしょうゆ

足の太陽膀胱経のツボで、腰部、両腰骨と脊柱の交点が、第4腰椎棘突起です。その3つ上の第1腰椎棘突起下縁で、1.5指外側に取ります。主治として、腹脹、消化不良、下痢、小便不利、浮腫、糖尿病。効能として、三焦の機能を調節する。脾の機能を高め、余分な水分を排出させる。