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日別アーカイブ: 2022年9月4日

自律神経の乱れに関して10

自律神経のバランスを崩す原因の大半は、「ストレス」です。精神的ストレスには、日々の人間関係の悩みや仕事の悩み。他、病気やケガの痛み、天候や気圧の変化などの身体的ストレス。薬や食品添加物、塩や砂糖の摂りすぎによる化学的ストレス。ストレスを完全に避ける事は出来ませんが、出来る範囲で回避したり、上手に解消したりして、自律神経を安定させましょう。

実用・東洋医学:低血圧5

「漢方薬」生理が不順で、冷え性の場合、血虚を解消させる当帰芍薬散とうきしゃくやくさんが適。同じく生理不順で、足冷えで頭ほてりも、血虚を解消させる桂枝茯苓丸けいしぶくりょうがんが適。胃腸虚弱で胃下垂がある場合、胃腸を丈夫にする六君子湯りっくんしとうが適。胃腸が冷えて食欲がないタイプは、胃腸を温める附子人参湯ぶしにんじんとうが適。疲れやすく、食欲がなく、寝汗をかきやすい場合、気力を充実させる補中益気湯ほちゅうえっきとうが適。貧血ぎみで血行悪く、体力気力を消耗している場合、強壮・造血作用のある十全大補湯じゅうぜんたいほとうが適。夜間によくトイレに行き、下半身に冷えがある場合、冷えと水分代謝を治す真武湯しんぶとうが適。下半身が特に冷え、頻尿、腰痛などがある場合、苓姜朮甘湯りょうきょうじゅつかんとうが適。

ツボ紹介:庫房 こぼう

前胸部、鎖骨中央より、1指下に取ります。主治として、咳嗽、ぜんそく、胸痛、胸脇脹満。効能として、胸のつかえを取り除き、気のめぐりを改善する。せきを止め、ぜんそくを鎮める。