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日別アーカイブ: 2022年9月1日

自律神経の乱れに関して7

交感神経と副交感神経は、言うまでもなくどちらも大事です。交感神経の働きが高い状態が続くと、心身が休めず、張りつめたままになります。すると、イライラしやすく、不眠や動悸、頭痛、肩こり、冷え、筋肉痛、高血圧などが起きやすくなります。一方、副交感神経の働きが高い。が続くと、だるさや睡魔、やる気が出ない、頭がボーッとする、低血圧といった症状が出ます。どちらかに偏ると、不健康な状態になって、困った事が色々と起きてくるので、両者がバランスよく協調して、メリハリをつけながら働くのがベストです。

実用・東洋医学:低血圧2

「婦人科系が弱い場合」生理不順や生理痛があって、めまい、頭重感、下腹痛などを伴います。血液成分が足りない「血虚」の際によく見られ、これを改善させる漢方薬で治療します。「胃腸が弱い場合」体質的に胃下垂があったり、胃腸が過敏で冷えやストレスですぐに下痢をしたりするタイプです。痩せていて、顔色悪く皮膚ツヤがありません。朝は、起きづらく疲れやすい。この場合に鉄剤を服用すると、胃腸に余分な負担がかかります。体を温め、胃腸を丈夫にする漢方薬で改善させます。

ツボ紹介:腰陽関 こしようかん

督脈のツボで、腰部、両腰骨上端と脊柱の交点が、第4腰椎棘突起です。その下縁凹みに取ります。主治として、腰痛、月経不調、おりもの、下肢痛・麻痺。効能として、寒邪を追い出し、余分な水分を取り除く。筋を緩めて伸ばし、経絡の通りをよくする。