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月別アーカイブ: 2022年6月

実用・東洋医学:喘息4

「お手軽レシピ」発作予防に、ギンナンとユリ根のスープ 材料は、ギンナン10個、ユリ根5株
①ギンナンは皮をむき、ユリ根はよく洗って、それぞれ適当な大きさに刻む。②鍋に水1.5カップと材料を入れ、とろ火で15分程煮たら、塩で薄く調味します。③朝夕一杯、具とスープを食します。

ツボ紹介:外陵 がいりょう

足の陽明胃経のツボで、下腹部、おヘソから1指下で2指外側に取ります。主治として、腹痛、鼠径部痛、月経痛。効能として、気のめぐりを改善し、痛みを止める。月経を整える。

トリガーゾーン治療:尺側手根伸筋

尺側手根伸筋を押してみて、下記症状と同じ関連痛が再現されたら、尺側手根伸筋を治療する事で、下記症状の痛みを改善させます。 記
C手背の痛み。【A>Cなので、症状のAのものから治療優先の筋肉トリガーとなります。】〈参考〉尺側手根伸筋:日常動作は、ドアのノック。(起始)上腕骨の外側上顆、尺骨の後面
(停止)第5中手骨底 手首の動きを司ります。

実用・東洋医学:喘息3

喘息の漢方治療は、発作の症状を予防し改善するものと、発作を起こしやすい体質自体を改善させるもののニ通りあります。ただし、発作が始まって重症の場合は、すぐに専門医を受診してください。

ツボ紹介:解渓 かいけい

足の陽明胃経のツボで、足関節の前面中央のくぼみ、長母指伸筋腱と長指伸筋腱の間に取ります。主治として、腹脹、便秘、精神不安、顔面浮腫、目の充血、頭痛、めまい、足関節痛、腱鞘炎。効能として、胃の機能を改善し、上がった気を下降させる。精神を穏やかにして、不安感を解消させる。

トリガーゾーン治療:背側骨間筋

背側骨間筋を押してみて、下記症状と同じ関連痛が再現されたら、背側骨間筋を治療する事で、下記症状の痛みを改善させます。
記A手背の痛み。〈参考〉背側骨間筋:日常動作は、じゃんけんのパー。(起始)第1.2中手骨、第2.3中手骨、第3.4中手骨、第4.5中手骨✣それぞれの相対する面
(停止)第2〜4指の背側腱膜と基礎骨底で、第2.3指は、橈側、第3.4指は、尺側。 指のまたを広げる働きです。

実用・東洋医学:喘息2

東洋医学では発作の原因を内因、外因、不内外因に分けて考えます。内因とはアレルギー体質の他、体質の弱さや、感情の乱れなど。体質の弱さとは脾・肺の機能が弱っている事を意味します。外因とは不安定な天候、低気圧とか、寒さ、排ガスなどの環境の変化。ストレスなど。不内外因とは食事の不摂生や睡眠不足などです。

ツボ紹介:外丘 がいきゅう

足の少陽胆経のツボで、足すねの外側、腓骨の前方で、外くるぶし〜膝下間の中点より少し下に取ります。主治として、てんかん、胸脇痛、皮膚の痛み、片麻痺、頚項部痛、下肢痛、坐骨神経痛。効能として、肝気のうっ滞を改善して、気のめぐりを改善する。精神を安定させ、痙攣を鎮めます。

トリガーゾーン治療:掌側骨間筋

掌側骨間筋を押してみて、下記症状と同じ関連痛が再現されたら、掌側骨間筋を治療する事で、下記症状の痛みを改善させます。
記E手掌の痛み。【A>Eなので、症状のAのものから治療優先の筋肉トリガーとなります。】〈参考〉掌側骨間筋:日常動作は、飲み物をコップに注ぐ。容器のフタを回して開ける。野球のスイング動作。(起始)第2中手骨の尺側面、第4.5中手骨の橈側面
(停止)第2〜5指の指背腱膜と基節骨底 指の付け根を動かす手のひら側の働きです。