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月別アーカイブ: 2022年6月

トリガーゾーン治療:腹斜筋

腹斜筋を押してみて、下記症状と同じ関連痛が再現されたら、腹斜筋を治療する事で、下記症状の痛みを改善させます。 記
B腹痛、C骨盤部の痛み。【A>Cなので、それぞれ症状のAのものから治療優先の筋肉トリガーとなります。】〈参考〉腹斜筋:姿勢の維持。身体をひねるすべての動作。(起始)外腹斜筋:第5〜12肋骨外側面。内腹斜筋:胸腰筋膜、腸骨稜、上前腸骨棘
(停止)外腹斜筋:白線、恥骨結節、前腸骨稜。内腹斜筋:第10〜12肋骨下縁、白線。

実用・東洋医学:喘息7

「食養」喘息は、とりわけ食養に気を配って下さい。一番気をつけたいのは、満腹です。胃がいっぱいになると、発作が起きやすく、また、異常な食欲は発作の前触れであることが多いです。アレルギーが原因となっている方が避けたいのは、モチゴメの餅や赤飯。唐辛子などの刺激の強い物。タケノコ、山菜などのアクの強い物。血液を汚すイカ、カニ、エビ、サバ、タラコ、イクラなど。咳のあるときに摂りたいのは、ナシのジュースやギンナンのスープ、シソの実などです。

ツボ紹介:角孫 かくそん

手の少陽三焦経のツボで、頭部、耳尖に取ります。耳の高い所の頭部です。主治として、白内障、歯痛、項部のこわばり、片頭痛。効能として、視力を回復し、目のかすみを解消します。

トリガーゾーン治療:回外筋

回外筋を押してみて、下記症状と同じ関連痛が再現されたら、回外筋を治療する事で、下記症状の痛みを改善させます。 記
C母指の痛み。【A>Cなので、症状のAのものから治療優先の筋肉トリガーとなります。】〈参考〉回外筋:日常動作は、ネジを締める。容器のフタを閉じる。(起始)肘頭、外側上顆、外側側副靭帯、橈骨輪状靭帯✣腕の後方
(停止)橈骨の橈骨粗面と円回内筋停止部の間。

実用・東洋医学:喘息6

「ツボ紹介」毎日、上半身の乾布摩擦をしていると、発作の予防となります。背中の肺兪はいゆや、身柱しんちゅうのツボを中心に肩甲骨間部を乾いた布で擦ります。また、肩部にある肩井けんせいを含め、肺兪、身柱などを指圧や灸で刺激するのも、発作の予防に役立ちます。鎖骨の間の胸骨を指で揉むのも、発作に有効です。

ツボ紹介:膈関 かくかん

足の太陽膀胱経のツボで、背中、肩甲骨下角と同じ高さで、脊柱より3〜4指外側に取ります。主治として、胸脇脹痛、胸痛、げっぷ、しゃっくり、嘔吐、胃酸過多、肋間神経痛。効能として、胸のつかえを取り除き、気のめぐりを改善する。気を下降させて胃の機能を改善させます。

トリガーゾーン治療:母指内転筋

母指内転筋を押してみて、下記症状と同じ関連痛が再現されたら、母指内転筋を治療する事で、下記症状の痛みを改善させます。 記
B母指の痛み【A>Bなので、症状のAのものから治療優先の筋肉トリガーとなります。】〈参考〉母指内転筋:日常動作は、物をつかむ動作。道具を握って行うあらゆる動作。(起始)第3中手骨の掌側面、有頭骨、第2.3中手骨底
(停止)母指の基節骨底で尺側の種子骨を介します。 器用に物をつかむ働きです。

実用・東洋医学:喘息5

「漢方薬」発作の予防や改善に用いる処方は、小青竜湯しょうせいりゅうとう❴水っぽい痰と寒さで悪化に効果❵、麻杏甘石湯まきょうかんせきとう❴発作時の呼吸困難や汗をかき、口が乾く事を改善❵、半夏厚朴湯はんげこうぼくとう❴ストレスで発作を起こしやすいタイプに効果❵など。アレルギー体質を改善しながら治療する場合は、柴朴湯さいぼくとう❴呼吸器系が弱くしょっちゅうかぜをひくタイプに効果❵、補中益気湯ほちゅうえっきとう❴よく寝汗をかき、疲れやすく、胃腸が弱いタイプに効果❵、麦門冬湯ばくもんどうとう❴舌がテラテラ光り、乾燥性のコンコンというような咳が長く続く場合に効果❵などを用います。

ツボ紹介:華蓋 かがい

妊脈のツボで、前胸部、前正中線上で、第1肋間と同じ高さ。胸骨のV字凹みの1〜2指下に取ります。主治として、咳嗽、喘息、胸痛、のどの痛み。効能として、胸のつかえを取り除き、胸部の調子を整え、せきを止め、喘息を鎮めます。

トリガーゾーン治療:母指対立筋

母指対立筋を押してみて、下記症状と同じ関連痛が再現されたら、母指対立筋を治療する事で、下記症状の痛みを改善させます。 記
A母指の痛み。〈参考〉母指対立筋:日常動作は、手を握る。物をつかむ。(起始)大菱形骨 (停止)第1中手骨の橈側縁
親指を他の指と向き合わせる動きで働きます。