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日別アーカイブ: 2022年5月28日

実用・東洋医学:胃腸かぜ5

「漢方薬」吐き気が強く、水を飲んでも吐いたり、下痢をする場合、五苓散ごれいさん❴吐き下しに効果❵や、黄連解毒湯おうれんげどくとう❴胃腸の炎症を取り除く❵、合わせた黄連解毒湯合五苓散おうれんげどくとうごうごれいさんが適しています。また、平胃散へいいさん❴腹部膨満感を解消させて吐き下しに効果❵なども適します。吐き気がなく、下痢や胃痛、食欲不振が主な症状の胃腸かぜには、胃腸炎を抑える半夏瀉心湯はんげしゃしんとう。胃腸の水分代謝を改善させる六君子湯りっくんしとう。胃弱で、冷えると下痢、足がふらふらする方は、胃腸を温める人参湯にんじんとうが適してます。

ツボ紹介:横骨 おうこつ

足の少陰腎経のツボで、下腹部、おヘソから5〜7指下で、0.5〜1指外側に取ります。主治として、陰部痛、月経障害、精力減退、遺精、勃起不全、遺尿、排尿障害、鼠径部痛。効能として、気のめぐりを改善し、痛みを止める。体内の熱を冷まし、余分な水分を出します。

トリガーゾーン治療:長掌筋

長掌筋を押してみて、下記症状と同じ関連痛が再現されたら、長掌筋を治療する事で、下記症状の痛みを改善させます。 記
C前腕前面の痛み、C手掌の痛み。【A>Cなので、それぞれ症状のAのものから治療優先の筋肉トリガーとなります。】〈参考〉長掌筋:日常動作は、手首を曲げる。肘関節を曲げる。ボールを投げる。(起始)上腕骨の内側上顆
(停止)手掌腱膜。