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日別アーカイブ: 2022年5月17日

実用・東洋医学:咳・痰1

咳や痰は、かぜだけの症状ではありません。かぜの場合は、粘り気のある鼻水で症状が現れます。咳は体力を消耗させます。咳が続くと気管支炎を起こす事がある為、早目の治療が必要です。体の水分代謝を改善したり、肺の熱を冷ましたりします。漢方薬も選択肢です。続きます。

ツボ紹介:陰包 いんぽう

足の厥陰肝経のツボで、太もも内側で、膝より手のひら位上方、筋肉の盛り上がりの内側際に取ります。主治として、月経不調、月経痛、遺尿、小便不利、腰痛、少腹痛、膝関節痛。効能として、経絡の通りを良くする。月経を調整し、痛みを止めます。

トリガーゾーン治療:上腕三頭筋

上腕三頭筋を押してみて、下記症状と同じ関連痛が再現されたら、上腕三頭筋を治療する事で、下記症状の痛みを改善させます。
気A内側上顆の痛み、C上腕前面の痛み、C肘の痛み、E外側上顆の痛み、E前腕後面の痛み、F肩後面の痛み。【A>Fなので、それぞれ症状のAのものから治療優先の筋肉トリガーとなります。】〈参考〉上腕三頭筋:日常動作は、物を押す動作。砲丸投げなど押す動作を行うスポーツ。(起始)肩甲骨の関節下結節、上腕骨の後面・内側筋間中隔、外側筋間中隔。(停止)前腕尺骨の肘頭。
曲げた腕を伸ばす働きです。