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日別アーカイブ: 2022年5月1日

実用・東洋医学:風邪2

「汗が出るか出ないか。」東洋医学では、かぜを引く原因を、首や肩から寒けとともに風邪が入り込む為と考えます。引き始めの症状は、くしゃみ、鼻水、寒け、発熱、頭痛など。この際、汗が出る、出ないか?体が丈夫なタイプは、汗が出ない=実証タイプ、体の弱いタイプは、汗が出る=虛証タイプ。実証タイプは、発汗させる事で、寒けや発熱を治します。虛証タイプは体を温めますが、発汗を少しにして、同時に栄養を取り、気のめぐりを良くさせます。かぜの初期には、呼吸器系の水分代謝を改善させて治します。また、体力のない人やお年寄りは熱が出づらく、寒けやだるさを訴えます。この場合は、体を中から温めます。睡眠も大事です。身体のふしぶしの痛みには、当施術院にご相談ください。施術により「気・血・水」のめぐり改善により、ご自身の自然治癒力を促します。ぜひご体感くださいね☺️

ツボ紹介:頭臨泣 あたまりんきゅう

足の少陽胆経のツボで、頭部ノ前髪際から上に、0.5指で、目の瞳上方との交点に取ります。主治として、頭痛、めまい、目の充血・痛み、白内障、鼻詰まり、鼻炎、難聴、熱病。効能として、風邪を除き、熱を下げます。目の症状を改善したり、耳の聞こえを良くします。

トリガーゾーン治療:咬筋

咬筋を押してみて、下記症状と同じ関連痛が再現されたら、咬筋を治療する事で、下記症状の痛みを改善させます。 記
A歯の痛み、B頬の痛み、C耳の痛み、G眼の痛み。【A>Gなので、その症状のAのものから治療優先の筋肉トリガーとなります。】〈参考〉咬筋の日常動作は、会話や食事などで下顎を動かす。歯を食いしばる。(起始)頬骨弓
(停止)下顎角。物を噛むときに働くアゴの筋肉です。